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Tuesday, December 27, 2011

ラストマネー-愛の値段--第7話

最終回(第7回)【命の金】
総合テレビ 2011年10月25日 午後10時
再放送 総合 2011年11月1日午前0時40分(月曜深夜)

 亜希子(高島礼子)が本当は何者なのかを知るため、向島(伊藤英明)は彼女の故郷の新潟を訪れる。亜希子が造り酒屋の娘だったと言うので酒蔵を回って聞き込みをすると、実は亜希子は酒屋の娘ではなく、幼い時に両親を亡くして貧しい身なりで佐渡の親戚にもらわれた娘だったと知る。一方、当の亜希子は息子の翔を連れて、一足先に佐渡に渡っていた。同じく佐渡に渡った向島は、亜希子が叔母を亡くしたことで年をごまかしてスナックで働かされていたと聞く。さらにそのスナックを訪ねると、亜希子は結婚したものの男に自殺されたという。そしてその男は、変な女に引っ掛かってなんと保険金の受け取りをその女に変えていて、亜希子には借金しか残らなかったと・・・。向島はその男が自殺した金山の跡地に向かう。そこで出くわす亜希子と向島。「自分を苦しめた保険を使って、男に復讐したかったんだな」「私はみんなが望むようにしてあげただけ。保険なんてただの紙切れでしょ?」「じゃあなんで翔くんを受け取りに保険に入ってるんだ?」「・・・」そこにやってくる警察と東京から駆けつけた大野(中丸雄一)たち。亜希子は連続保険金殺人容疑で逮捕される。東京に戻った向島は、入院中の如月(松重豊)を見舞うとともに拘置所の亜希子と面会。去り際に亜希子から「人を殺した人間が死んだら保険金は払われるの?」と問われその真意を計りかねるが、翌日亜希子が首をつって死んだという知らせで向島は愕然とする。清和生命での重役会議では、亜希子の翔を受け取りにした保険金を払うかどうかが議論され、藤堂(伊武雅刀)は世間の常識を考えて支払わないと決定する・・・。

ラストマネー-愛の値段--第6話

第6回【保険が殺した愛】
総合テレビ 2011年10月18日 午後10時
再放送 総合 2011年10月25日午前0時15分(月曜深夜)

 向島(伊藤英明)の問い詰めに対して、「私が横村さんを殺した」という亜希子(高島礼子)。しかし亜希子は、一緒に心中しようとした時、横村が「お前だけは生きろ」と突き放したからそうなったのだと説明する。そんな話は信じられない向島。そこへ奥居(山崎樹範)が割って入り「亜希子さんを受取人にして僕が保険に入る。」と宣言する。奥居が亜希子の新しいターゲットだと心配した向島は、大野(中丸雄一)に「奥居から目を離すな」と指示。自分は亜希子の過去の案件の調査へと向かう。しかし過去の2件とも、死んだ男は亜希子と一緒にいて幸せそうだったという話しか聞くことが出来ない。疑問を募らせた向島は亜希子に「なぜ横村さんを止めてくれなかったのか」と問う。「横村さん、私の面倒をみることでとても幸せそうだった…。」と語る亜希子。その時突然、彼女の息子・翔が腹痛を訴えに来て病院に運ばれたが、腹痛の原因は不明。元気になるようにと翔に特製の野菜スープを飲ませる亜希子を見て、向島は5年前の事件を連想してしまう。折しも、その時の被害者・敦史は容態が悪化し集中治療室に入院していた。数日後、翔が退院したと聞いた向島は亜希子を訪ねる。息子の翔を見守る亜希子と話すうち、向島には彼女が普通の優しい母親なのではないかと思えてきてしまう。そんな向島の様子が気に入らない如月(松重豊)は自分一人で調査を開始する。

 翌日、5年前の被害者・敦史が亡くなった。ショックで呆然としながら向島が歩いていると、ちょうど通りかかったプールに翔が落ちて溺れそうになる。翔を助けた向島は、亜希子から翔は動物が大好きだと聞く。敦史を動物園に連れて行ってあげられなかったことを悔やみ、自分のせいで敦史が死んだと涙を流す向島。亜希子はそんな向島を抱きしめ「保険なんかなければ、みんな苦しまずにすんだ」となぐさめる。

 向島が完全に亜希子にろう絡されてしまったと判断した如月は、亜希子を廃工場に呼び出し保険金請求を取り下げるよう迫る。ところが、一瞬の隙を見て亜希子は近くにあった鉄パイプで衝動的に如月を殴ってしまう。その頃、亜希子の過去の案件に疑いを持った警察の捜査が動き出そうとしていた。息子と二人、夜行バスで故郷の新潟に逃げる亜希子。病院に運ばれた如月から「新潟」の言葉を聞いた向島も、亜希子を追って走りだした。

ラストマネー-愛の値段--第5話

第5回【愛なのか、金なのか】
総合テレビ 2011年10月11日 午後10時
再放送 総合 2011年10月18日午前0時15分(月曜深夜)

 自殺した横村(田中哲司)の葬式から会社に戻った向島(伊藤英明)は、佐々倉亜希子(高島礼子)の来訪を受け、横村にかかっていた保険金の請求を求められる。横村が亜希子と再婚しようとしていたことを初めて知った向島は、横村の妻であった美咲(笛木優子)と会い、離婚に美咲の同意が得られてなかったことを確認。さらに大野(中丸雄一)の調べで、亜希子が過去に婚約者名義で2件の死亡保険金を受け取っていたこともわかる。向島は引っ越した亜希子の家に出向き真相を探ろうとするが、「私は愛が欲しかっただけ」という亜希子。「欲しいのは愛なのか、それとも金なのか」と問う向島だが、真相は闇のまま。

 会社では横村に横領の疑いがあるため、向島にこれ以上深入りしないよう要請するが、彼は無視して調査を続ける。そんな向島を心配する大野や一之瀬(田畑智子)に、如月(松重豊)はこれは向島の過去への償いなんだと説明する。5年前、夫と長男を亡くした女に向島は同情し、すぐに保険金を支払った。すると今度は次男の敦史が腹痛を訴え入院、向島は入院給付金をせがまれる。向島は敦史が動物園に行きたいというのを聞き、自分が連れていってやると約束する。ところが調べで、腹痛の原因は女が飲ませていたスープに洗剤が混入されていたことだとわかる。女は悪い男に金を貢いでいて、結局警察に逮捕され請求された金は払わないことになるが、次男に障害が残ってしまった。「自分がきちんと調べていればこんなことにはならなかった。」そんな過去を抱えた向島は、自分宛てに来た一通の手紙が、横村からのものであることに気付く。腐れ縁で一緒に良き日々を過ごしたことに感謝する内容に向島は涙するが、手紙には「最期に一緒に逝ってくれる人を見つけた」と書かれていた。一方、弁当工場に転職した亜希子は周りの女子工員から孤立するが、バツイチで主任の奥居(山崎樹範)には彼の娘を世話したことで気に入られる。そこに現れた向島は、亜希子に問い詰める。「一緒に心中するはずだったんだろ!なんであんただけ生きてるんだよ!!・・・横村さんに何をした?」「私が、横村さんを殺したんです」亜希子の答えに、戦慄が走った。

ラストマネー-愛の値段--第4話

第4回【保険が見つけた愛】
総合テレビ 2011年10月4日 午後10時
再放送 総合 2011年10月11日午前0時15分(月曜深夜)

 スイカ農家の山之内信夫(金田明夫)は清和生命の保険に加入したわずか1週間後に入院、末期のすい臓ガンと診断された。告知義務違反を疑った向島(伊藤英明)と大野(中丸雄一)は調査を始めるが、信夫はガンの告知を受けておらず、ドバイへの投資話を同室の入院患者達に元気に話している。自覚症状があったのではないかと考えた向島は山之内の息子でスイカ畑の仕事を一手に担っている隆道(高橋一生)に話を聞くが、「あの人とはほとんど口をきいていない」と取り合わない。怪しい投資話で失敗を繰り返す信夫を軽蔑していたのだ。そんな折、向島は重役の藤堂(伊武雅刀)に呼び出され、横村(田中哲司)に横領の疑いがあると聞かされる。その夜遅く、営業部に一人残り領収書の偽装を行なっていた横村を説得する向島。しかし横村は何も言わずに去ってしまった。翌日、容態が急変した山之内信夫に呼び出された向島と大野は、「俺が死んだら家族に保険金を払ってくれ」と頼まれる。信夫が自分たちを「生保の兄ちゃん」と呼ぶことに気づいた向島は信夫の損害保険請求履歴を調査しろと大野に指示する。その頃、清和生命では横領が発覚した横村が失踪したと大騒ぎになっていた。向島は亜希子(高島礼子)を訪ね横村の居所を問い詰めるが亜希子は答えない。横村は亜希子のアパートに隠れていた。「私の保険金で会社にお金を返して」と自殺を試みる亜希子を抱きしめ「一緒に死のう」と横村は心中を決意する。数日後、隆道のスイカ畑を訪ねた向島と大野は、今回は告知義務違反で保険金は支払われないと告げる。信夫は旅行先のドバイで腹痛を訴え、すい臓の再検査が必要だと診断されていた。旅行損害保険の請求履歴から分かったことだった。ドバイへの旅行は隆道が作るスイカを売り込むためだったと向島から聞かされた隆道は病院に駆けつけ、いまわの際の信夫に対面する。向島の携帯電話に横村から電話がかかってきた。「最期に本当の愛を見つけた」と言って電話を切った横村は練炭を焚いた車に亜希子とともに乗り込むが、翌朝車から発見された遺体は横村一人だけ。亜希子は転職し、弁当工場で働き始める・・・。

ラストマネー-愛の値段--第3話

第3回【外れない宝くじ】
総合テレビ 2011年9月27日 午後10時
再放送 総合 2011年10月4日午前0時15分(月曜深夜)

 清和生命に契約者の所在が不明な謎の契約が浮上し、大野(中丸雄一)が調査にあたる。一方向島(伊藤英明)は、車の修理工場で保険をかけられていたオーナー・磯貝が焼死し、受取人が元妻から愛人に書き換えられていた案件を担当。自殺なら1億、事故なら1億5千万、また万一受取人による殺人となれば支払いは無しとなるため、向島は元妻や愛人に聞きこみを開始する。大野は謎の契約の受取人である濱口ひろみ(谷村美月)と面会し、ひろみの父・勲が5年前に借金を残して蒸発していたことを知る。そんな折、営業部に架空契約の噂がたち、不審な動きを見せていた横村(田中哲司)は戦々恐々。腐れ縁の向島に自分のむなしい気持ちを吐露しながら、佐々倉亜希子(高島礼子)への援助を続ける。翌日、向島は磯貝の前妻から遺書が見つかったと連絡をうけ確認するが、何か腑に落ちない。一方、大野はひろみとともに濱口勲の行方を捜すが、目当てのアパートでも見あたらない。これを聞いた向島はふとひらめき、アパートの賃貸契約書と磯貝の遺書の筆跡が同じなのを発見。さらに、磯貝の元妻が自分がもらえる保険金に、本来知らないはずの愛人が契約した別会社の保険金を加えて計算していたことから、元妻と愛人がぐるであることをつかむ。元妻の後をつけた向島たちは、死んでいるはずの磯貝を見つける。何と、磯貝の代わりに亡くなっていたのは、ひろみの父・勲だったのだ。大野はひろみに、勲の死により保険金がおりることを伝えに行くが、ひろみは父に会いたかったと涙を流す。向島たちの案件が一件落着した頃、横村は亜希子に自分が横領で会社をくびになるかもしれないと告げる。それを聞いた亜希子は、横村に一緒に死のうと心中を誘う。

ラストマネー-愛の値段--第2話

第2回【残された母子】
総合テレビ 2011年9月20日 午後10時

 深夜帰宅途中の男・山岡真一(野間口徹)が車に轢かれて死亡した。リストラ後、処分した家のローンを抱え、ホームセンターに再就職しながらも契約社員であることを妻・早苗(須藤理彩)にも明かしていなかった真一。向島(伊藤英明)は、自殺とみなし保険金を支払わない判断をしようとする。しかし、新人の部下・大野(中丸雄一)は、自分が夫を追い詰めたのだと嘆き悲しむ早苗の姿を見て、あまりにも非情な判断だと納得がいかない。案件を数多くこなすように求められている向島たちは、入院給付金を請求している福田豊(田中要次)の調査に向かう。福田は清和生命を含め5件の生命保険に加入していた。頚椎捻挫で4か月も入院を続けていることから病院ぐるみの詐欺を疑った向島は、ライバル会社・大日生命の査定人・一ノ瀬由佳理(田畑智子)に情報を求める。給付金詐欺の疑いは濃厚だが証拠がないので支払わざるをえないという向島の判断に、不公平だと不満を募らせる大野。一方、シングルマザーの佐々倉亜希子(高島礼子)との関係を深めている営業部の横村(田中哲司)は、向島に亜希子を紹介する一方、妻・美咲(笛木優子)との息苦しい生活に耐えかねていた。翌日、向島が亡くなった真一のアパートの前に行くと、真一の息子・健太が帰ってきた。「父さんは自分たちを見捨てたのか」と問う健太に、向島は「その可能性はある」と答える。その頃、調査員・如月(松重豊)は福田や入院患者たちがギブスを外して談笑しているところに踏み込み請求を取り下げさせた。やはり給付金詐欺だったのだ。向島は真一のアパートに配達に来た宅配業者を見かけ、業者とともに差出人の元へ向かう。翌日早苗を訪ねた向島は、真一が健太の運動会のために同僚からビデオカメラを借りようとしていたという。しかし、同僚の家へ向かう時に上司から酒に誘われ断わりきれず、結果酔ってしまい事故にあったのだと。保険金は支払われることになり、健太は父が自分を見捨てたんじゃないとわかったことを向島に感謝する。そんな折、横村は自分の保険金の受取人を美咲から亜希子に書き換え、その書類を持って亜希子のもとへやってきた。

ラストマネー-愛の値段--第1話

第1回【最期のプレゼント】
総合 2011年9月13日 午後10時

再放送 総合 2011年9月20日午前0時15分(月曜深夜)
 向島朔太郎(伊藤英明)は清和生命の保険金査定部に勤める査定人。その向島のもとに新人の大野(中丸雄一)が研修でつく。ある日、保険をかけられていた男・戸田浩介の車が崖から落ちて炎上。車にはその浩介と家族(妻・子供・妻の母)が乗っていたが、生き残ったのは妻の母・千種だけ。保険金の受取人は妻になっていたが、家族は同時死亡と推定。保険金は妻の相続人である妻の両親に支払われることになり、そのことに浩介の両親(蛍雪次郎・木野花)が向島たちに不服を唱える。向島は大野と調査員の如月(松重豊)とともに生き残った千種(市毛良枝)に事故の様子を聞きに行くが、千種は「意識がなくて何も覚えてない」と言う。そんな折、向島の大学からの先輩で同じ会社の営業部に勤める横村(田中哲司)は、三浦の魚加工場で働く佐々倉亜希子(高島礼子)と親交を深めていた。数日後、向島は千種に「本当は意識があったはずだ」と詰問。千種は、生きていた妻が亡くなった浩介を車から引きずり出したと言う。しかし、浩介の両親はこの証言に納得がいかず、裁判で闘うと言いだす。事態打開に向け、向島は千種の証言と目撃者の証言を照らし合わせ、事故時の浩介の体の向きに矛盾があることに気付く。再び千種夫婦を訪れる向島たち。向島が推論を話す途中、千種は「娘婿は妻子を見殺しにする子じゃない」と発言し、実は夫の方が後まで生きていたことが明らかになる。千種は嘘をついたのは、浩介の両親があまりに保険金にこだわるのを見てあわてさせてやりたかったからだと。翌日向島は、浩介の両親に保険金の半分が渡ることを知らせるとともに、事故時浩介が妻子を救おうと火の中に飛び込もうとするのを千種が止めたことも伝える。そんな中、営業部の横村は、亜希子から保険をかけてくれとせがまれる。

私が恋愛できない理由-第十話

2011年12月19日 放送

藤井恵美(香里奈)は、長谷川優(田中圭)と一緒にアメリカに行くことを決意した。が、その決断を伝えるために優のもとに向かうと、彼の前には、前田ひかり(倉科カナ)が。ひかりは、一緒にアメリカに連れて行ってほしいと優に訴えた。しかし優は、川端亮一(KEIJI)と結婚して幸せになるのが一番いい、とひかりを諭す。図らずもそのようすを見てしまった恵美は、自分の気持ちを押し通しても良いのか、と苦悩する。
 小倉咲(吉高由里子)は、白石美鈴(稲森いずみ)とふたりきりで会っていた。咲は、白石拓海(萩原聖人)のことが好きだという素直な気持ちを美鈴に伝えた。美鈴は戸惑いながらも、自分には拓海が必要で、離れたくない、と咲にその心情を吐露する。
 半沢真子(大島優子)は、アルバイトをしているビストロの閉店後に、榎本信司(青柳翔)とその息子の圭太(西村亮海)と3人でクリスマスツリーの飾り付けをしていた。真子は、榎本が優しく圭太に接している様子をほほ笑ましく見守っていた。
 拓海と咲の関係を知ってしまった高橋健太(中尾明慶)は、拓海と恵美を誘って飲みに行く。そこで高橋は、咲が可哀そうだと拓海を責めた。
 拓海が会社に戻ると、美鈴が待っていた。美鈴は、拓海と一緒にいられることが自分にとっての幸せだから帰ってくるのを待っている、と伝えた。
 そんな折、圭太が熱を出したという連絡が入る。真子は、榎本に代わって圭太を病院へ連れていき、そのまま家で預かった。
 アメリカに行くことを決意した恵美は、自分の気持ちを彼に伝えた。
 高橋と会った咲は、拓海への伝言を頼む。これで最後、といつもの場所で再会する咲と拓海。咲は、拓海のことを好きになって良かった、と伝えた。そんな咲に、拓海も礼を言った。ふたりは、交換して持っていたボールペンを相手に返し…。
 その夜、恵美は、優についていくことを咲と真子に報告する。咲も、拓海と別れたことを告白した。恵美と咲は気づいていたが、真子も榎本のことが好きだという。その際、真子は、伯母の帰国で、いま3人で住んでいるこの家を出なければならなくなったことを恵美たちに伝える。
 榎本は、真子に、正社員にならないか、と持ちかけた。真子のことを認めたのだという。真子は大喜びだった。
 咲は、面接を受けた出版社でアルバイトとして採用される。編集長の小出(春海四方)は、咲が書いてきた企画書に興味を示し、テーマを絞って再提出するよう指示した。
 恵美たちは、クリスマスツリーの点灯式に向けて準備を進めていた。その日、アメリカに旅立つ予定だった優は、恵美や田村淳一(勝村政信)らに別れの挨拶をする。
 点灯式の本番、恵美は、仲間たちの協力を得て、点灯ボタンを押すカップルに、真子と榎本&圭太親子を選ぶ。このまま優についていっていいのか、とずっと自問していた恵美は、幸せそうな真子や、仲間たちの姿を見つめているうちに、その答えに気づく。それは、大好きな仲間や友だちの幸せを照らし、彼らと一緒にやっていくことだった。恵美は、成田空港に向かっている優を追いかけ、アメリカには行けないことを伝えた。恵美の思いを受け止めた優は、そんな恵美にエールを送った。
 恵美たちは、引っ越し準備や部屋の掃除に追われた。その夜、3人はこの家での最後の女子会で盛り上がった。
 咲は、パソコンで『私が恋愛できない理由』という企画書を書きあげた。
 真子は、圭太に頼まれて、店内のクリスマスツリーの飾り付けをした。すると、圭太が手渡したオーナメントのひとつから、指輪が出てくる。「勘違いするな。ただのクリスマスプレゼントだ」。榎本は、照れ隠しをするように、ぶっきらぼうに真子に言った。
 別の日、恵美たちは、久しぶりに3人で会った。東京タワーのイルミネーションを前に、恵美、咲、真子のいつものように盛り上がり…。