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Monday, April 11, 2011

赤い糸 第6話

放送日:2009年1月24日 
第6話 途切れた糸

竹宮芽衣(南沢奈央)や西野敦史(溝端淳平)たちの中学3年生の夏休み最後の日。芽衣の部屋に、残った宿題を片付けるため山岸美亜(岡本玲)と中西優梨(鈴木かすみ)が来た。芽衣は修学旅行以来、敦史に会えないどころか、連絡もつかずにいた。そんな芽衣の携帯電話に"人殺し"と抽象する非通知の電話が入る。
その頃、敦史はリハビリ施設に移る母・夏実(山本未來)に付いて行くため、マンションの部屋を片付けていた。その時、敦史は整理中の荷物の中に、アルバムを見つける。中には、幼い敦史と並んで眠る赤ちゃんの写真。裏には"アッくん1才、めいちゃんと"と書かれていた。
翌朝、芽衣は大叶神社に立ち寄ってから学校に向かう。中川沙良(桜庭ななみ)の早期退院と、夏実の回復を願う絵馬をかける芽衣を森崎孝道(小木茂光)が見ていた。学校に着いた芽衣には、嫌がらせが始まる。上履きが汚されてゴミ箱に捨てられていた。また、担任の井上隼作(矢柴俊博)は沙良が退院したと生徒たちに報告。だが、このまま大阪の学校に転校すると言う。
帰り道、芽衣と美亜、優梨、高橋陸(木村了)は沙良の家に寄る事に。家に着くと、沙良が玄関から出てきた。芽衣は、修学旅行での出来事を謝ろうとするのだが、沙良には通じない。なんと、沙良は事故の後遺症で記憶を失っていたのだ。芽衣たちは、沙良の母親から娘のことは忘れて欲しいと言われてしまう。帰り道、美亜たちと別れて1人になった芽衣を、陸が追って来た。芽衣は、自分が沙良の思い出を全部消してしまったと涙を流す。
神社に来た敦史に、森崎は芽衣が来ていたことを伝える。そして森崎は、芽衣に何も告げずにいなくなるつもりかと、敦史を諭した。
芽衣への誹謗、中傷は頂点に達した。クラスの黒板に落書きされ、悪質なメールも後を絶たない。陸は、クラスメートに責めるのなら自分をと言うのだが、反応は冷ややか。ついには、芽衣に死を要求する生徒も。すると芽衣は、全ては自分のせいだと語りだす。だが、せめて沙良には自分がしたことを分かって欲しかったと。そして、沙良を忘れないためにも死ねないと芽衣は強い意志を示した。
その頃、芽衣の母、幸子(渡辺典子)を敦史が訪ねてきた。敦史は自分が転校することを告げ、夏実が持っていた写真を示して過去の出来事を問う。すると幸子は、自分と芽衣のつながり、本当の母親のことなど真実を語った。敦史は過去の真実を知った上で、自分の芽衣への気持ちを正直に幸子に話す。そして、芽衣とは別れると約束した。
引越し前夜。敦史は、芽衣を呼び出した。久しぶりの連絡に慌てて飛び出ると、家の前に敦史がいる。連絡がなかったことを心配する芽衣に、敦史は付き合うことに冷めてしまったと別れを告げた。理由を問う芽衣だが、敦史はウザイと取り合わずに去ってしまう。
次の日、芽衣は学校帰りに神社へ向かう。そこには敦史と、引越しを手伝う田所麻美(石橋杏奈)の姿があった。芽衣は敦史が麻美を好きになったのだと誤解。会えなかった時間の辛さを訴える芽衣は“運命を信じる”なんて簡単に言わないで欲しいと訴えて走り去った。

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