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Monday, April 25, 2011

夏の恋は虹色に輝く-第9話

2010年09月13日放映
好き…でも嫌い

北村詩織(竹内結子)から告白された楠大雅(松本潤)は何もかも楽しく思えると浮かれ、植野慶太(笠原秀幸)や伊良部譲(永山絢斗)から呆れられる。詩織と大雅の距離が縮まったと知り頭を抱える楠大貴(沢村一樹)に、大雅は結婚も考え真面目な付き合いをしたいと宣言した。その後、大雅の自宅に青木久雄(松重豊)がやってきて、高見誠(佐藤浩市)の主演で「風の銀治郎」の再演が決定したと報告する。喜ぶ楠真知子(松坂慶子)や大貴だったが、大雅は複雑な心境になる。
大雅(松本潤)は詩織(竹内結子)に「風の銀治郎」再演の話を電話でしながら、いつか自分が銀治郎を継ごうと密かに思っていたことを告白する。大雅の真面目な気持ちをきちんと受け止めた詩織は、大雅に好みの卵焼きの味を聞き、明日、大雅の分もお弁当を作ると約束する。大雅は喜び、元気になったと電話を切った。
詩織(竹内結子)は宮瀬桜(桐谷美玲)に大雅(松本潤)の事が好きだと正直に話をしようとする。しかし桜が大雅の事を諦めないと言い出し、2人は競い合うように大雅のいいところを並べたてた。思わず笑い合ってしまった2人は、今度ランチに行くことにする。一方、大雅は詩織と約束したお弁当を事務所の冷蔵庫から取り出し、ワークショップに向かう。入り口で詩織と出くわし、職場では他人を装うようにしようと話していたが、その様子を青木(松重豊)が目撃して2人の進展に驚く。
ワークショップでは、なぜか大雅(松本潤)だけが有栖川正志(石橋蓮司)からしごかれる。ワークショップが終われば明日からまたバイトの日々に戻るのだと思っていたが、大雅は有栖川の公演に参加するメンバーの3名に選ばれた。「2世俳優はいいよね」と陰口をたたかれる大雅だったが、有栖川は「人間にはさまざまな特徴があり、それを生かして生きて行くべき。楠航太郎(伊東四朗)の息子だから大雅を選んだ。しかしそれは人間のさまざまな特徴の1つだと思っている」と告げる。大雅は有栖川に感謝するのだった。
事務所に戻った大雅(松本潤)はワークショップで選ばれたと報告する。大雅の嬉しそうな様子を見て詩織(竹内結子)は「今の大雅は自由な感じがする」と言う。そして詩織は海(小林星蘭)を迎えに行くと立ち去る。
大雅(松本潤)は詩織(竹内結子)の家に遊びに行く。3人で食事をしながら、海(小林星蘭)は学童のイベントがあると話し、大雅を誘う。そして、海は父の日にパパの絵を描いたと大雅に見せ「パパはとてもかっこいい」と説明する。大雅はその絵を見ながら「海の絵に感動した」と涙を流す。詩織が心配そうにその様子を見つめていると、海は大雅の絵も描いてあげると言う。
詩織(竹内結子)が電話に出ている間、大雅(松本潤)は海の絵のモデルをしながら寝てしまう。詩織が寝顔にイタズラしていると、大雅が目を覚ました。大雅は「1回もパパに会ったことのない海(小林星蘭)が『パパが大好き』だと絵を描いているのを見ていたら、切なくなった」とまた涙ぐむ。詩織は心優しい大雅に感謝する。帰宅した大雅は海が書いてくれた絵を自分の部屋に貼るのだった。
大雅(松本潤)は慶太(笠原秀幸)と学童のお祭りに出向く。海(小林星蘭)と詩織(竹内結子)を見つけて手伝いを申し出る大雅。するとママ友から好奇の視線を向けられてしまう。詩織と大雅がいろいろと詮索されて答えに困っていると、大貴(沢村一樹)が「大雅は私の弟ですが、大雅は詩織に好意を寄せている」とはっきりと説明し、大雅に「この先どうするかは知らないが、これからもさまざまな逆境を乗り越えて行かなければならない」と諭す。一方、海は蒼空に「もうすぐ親が離婚して引っ越す」と言われてショックを受ける。
翌日、詩織(竹内結子)は桜(桐谷美玲)とランチに行く。桜は自信満々に詩織が隙を見せたら容赦なく大雅(松本潤)を奪うと宣言する。すると青木(松重豊)から連絡が入り、桜の出たがっていた映画に出演が決まったと言われ、2人は喜ぶ。
事務所に高見(佐藤浩市)が「風の銀治郎」の挨拶にくる。高見は事務所に現れた大雅(松本潤)に「幼い頃、君に会った。おもちゃの刀を振りかざして2代目銀治郎になると言っていた。私も2代目と言っても航太郎(伊東四朗)には到底及ばない。3代目に継承するために頑張る」と話し、その場を後にした。
大雅(松本潤)は海(小林星蘭)から「ママと結婚するの?」と聞かれ、詩織(竹内結子)に真剣に結婚を考えていると伝える。すると海は、「海はパパが大好き。大雅がパパになるのはイヤ。ママなんて大嫌い」と走り出してしまう。詩織は追いかけようとする大雅を止めて「これは海と私の問題。軽々しく海の父親になるなんて言って欲しくなかった」と言い、海を追いかける。
大雅(松本潤)は海(小林星蘭)を追いかける詩織(竹内結子)をただ呆然と見つめることしかできなかった。

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