2010年05月31日放映
葉月蓮介(木村拓哉)はリュウ・シュウメイ(リン・チーリン)に惹かれ始めていた。そして、二宮真絵美(篠原涼子)もそのことに気づく。一方、シュウメイは蓮介がお金で父親を上海に送り返したことにショックを受けて撮影に現れない。
蓮介(木村拓哉)に切り捨てられた嶺岡は守秘義務契約書にサインせずに辞表を提出して立ち去り、大貫照源(長塚京三)にレゴリスの情報を流す。その話をしようとする大貫柚月(北川景子)だったが、蓮介は耳を傾けようとしない。腹を立てた柚月は照源の会社、マストポールのモデルをすると言い出す。一方、真絵美(篠原涼子)はシュウメイ(リン・チーリン)のために中国語を勉強していた。すると蔡風見(松田翔太)は日本で育った中国人としての苦しみを話しながら真絵美に中国語を教え始める。
真絵美(篠原涼子)はシュウメイ(リン・チーリン)が撮影に出てこないと説明し、蓮介(木村拓哉)から話を聞く。すると、蓮介は「シュウメイの父親が犯罪に関わっていて、レゴリスのモデルの父親が犯罪者であってはならないと金を渡して帰国させた」と説明する。事情を知った真絵美はシュウメイに謝るように言う。しかし、蓮介は仕事だから仕方がないと答えるのだった。
アメンボを探しに出ていたシュウメイ(リン・チーリン)に真絵美(篠原涼子)は元気を出すようにとおにぎりを差し出す。事情を知った真絵美は「無理して仕事に来なくていい。蓮介(木村拓哉)も心の中ではすまないと思っているし、シュウメイの事を誰よりも一番必要としているから許してあげて」と語りかけた。そして立ち去り際、中国語で「私はシュウメイの味方」と言うのだった。
シュウメイ(リン・チーリン)がダメなら代役を立てろと言い出す蓮介(木村拓哉)。しかし、真絵美(篠原涼子)はシュウメイを連れてきた蓮介がどうにかすべきだと反発する。翌日、真絵美の気持ちが伝わり、シュウメイが撮影現場に現れて無事撮影が終了する。シュウメイの控え室には日本語の練習ノートが置かれていて、そこに蓮介が中国語で「ゴメン」とメッセージを残していた。
翌朝、マストポールがモデルに柚月(北川景子)を起用し、レゴリスのポスターに酷似した広告を大々的に発表した。蓮介(木村拓哉)は嶺岡の仕業だと察するが、すぐさま真絵美(篠原涼子)にコンセプトを変えた広告を打ち出すと無理を言う。真絵美は時間もないし無理だと反発するが、仕事だからと受け、アイデアが出ないと悩む。
シュウメイ(リン・チーリン)は蓮介(木村拓哉)が一見華やかに生きているように見えて、実は寂しく、敵が多いことを知ってかわいそうだとつぶやく。一方、真絵美(篠原涼子)はいいアイデアが浮かばず悩みぬき、蓮介に現行の案で行くのが一番だと話す。すると蓮介はいつもと違い強気な姿勢を見せず、その場を立ち去ってしまうのだった。
蓮介(木村拓哉)の好きな明太子のおにぎりを買って会社へ戻ろうとしていた真絵美(篠原涼子)の前に、手作りのおにぎりを持ったシュウメイ(リン・チーリン)が現れる。シュウメイは真絵美にもらったおにぎりで元気が出たから、蓮介にも元気を出してもらうように握ってきたと話す。しかし、恥ずかしいからと真絵美におにぎりを渡してもらうように頼む。真絵美は自分の買ったおにぎりを思わず隠して、シュウメイに「今度おにぎりを作るときは蓮介の大好きな明太子がいい」と伝えるのだった。
蓮介(木村拓哉)の広告へのこだわりはシュウメイ(リン・チーリン)に対する気持ちだと知る真絵美(篠原涼子)。そして、「その気持ちをそのまま使えばいい」と蓮介に言って立ち去る。
新たなコンセプトのCM撮影が開始された。真絵美(篠原涼子)はシュウメイ(リン・チーリン)の表情だけで勝負したCMを完成させ、その美しさが話題となる。一方、蓮介(木村拓哉)は柚月(北川景子)に呼び出されていた。腹を立てるどころか感謝していると言う蓮介に、柚月は「シュウメイには負けない」と相変わらず強気な姿勢を見せる。
蓮介(木村拓哉)はシュウメイ(リン・チーリン)に契約延長の書類を持ってくるが、イヤだったらサインしなくていいと言って立ち去る。書類の中には父親の写真と手紙が入っていた。その後、蓮介は真絵美(篠原涼子)と食事をしながら、シュウメイに父親の写真を渡したと話す。蓮介は帰国させた父親に母親が入院する施設の住所を教えて20年ぶりの再会をお膳立てしていた。しかし、父親が母親に会いに行かなければ、またシュウメイを悲しませることになると、蓮介は何も言わずにいたという。真絵美は蓮介がシュウメイの事を本気で好きだという現実を突きつけられ、仕事にかこつけてその場を立ち去る。
真絵美(篠原涼子)は涙を流しながら夜の街を1人さまよっていた。一方、ホテルに戻った蓮介(木村拓哉)はシュウメイ(リン・チーリン)がおにぎりを持ってきたと知り、追いかける。すると、シュウメイはホテルの池でアメンボを見つけて嬉しそうにしていた。蓮介は「私は幸せだから捕まえて蓮に幸せをあげる」と池に入ろうとするシュウメイを捕まえて、抱き上げる。
公園で1人泣いていた真絵美(篠原涼子)。そこへ通りかかった風見(松田翔太)が声を掛けると、真絵美は泣き顔を隠そうとする。すると風見は「どうして無理するんですか?いつも笑ってなくてもいい。たまには泣き顔見せてください」と真絵美を後ろから抱きしめるのだった。
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