2011年04月18日放映
結婚相談所に勤めている高倉純平(香取慎吾)は、人生を左右する出会いの手助けが出来るこの仕事に誇りを持っていた。ある日、結婚相談所に柳沢春菜(黒木メイサ)がやって来る。
服も化粧も決まっていて、とても美人な春菜(黒木メイサ)を見た桜木まりか(仲里依紗)は「結婚詐欺じゃないのか」と心配する。そして、春菜が結婚相手の希望条件を「お金に困らない生活をさせてくれる人」と言ったため、純平(香取慎吾)は「真剣に幸せを見つけようとしていない人には入って欲しくない」と入会を断った。すると、腹を立てた春菜は純平のペンを持ったまま出て行ってしまう。
次の日、春菜(黒木メイサ)はペンを返しに、純平(香取慎吾)の元を訪れた。ペンを返し、帰ろうとした春菜に、純平は話をよく聞かずに入会を断ってしまった事を詫び、「もう一度入会を考えて欲しい」と話す。
入会手続きのため、純平(香取慎吾)は春菜(黒木メイサ)の写真を撮る事になった。撮影中、表情の硬い春菜が笑ったのを見た純平は奥歯に痛みを感じ、友人の歯科医・上野隆雄(綾部祐二)の元を訪れるが、虫歯ではなかった。一方、春菜は父・柳沢匠悟(小林薫)、弟の柳沢優次(玉森裕太)と暮らしていた。純平には父が会社を経営していると話したが、実際は無職だった。
純平(香取慎吾)は美術館の前で春菜(黒木メイサ)とお見合い相手と待ち合わせをしていた。しかし、お見合い相手は春菜を見るなり「自分とは不釣り合いだ」と帰ってしまう。相手がいなければお見合いは成立しないからと帰ろうとした春菜に、純平はシュミレーションデートをやらないかと誘う。
純平(香取慎吾)は過去に商社で五年勤めたが辞め、今の仕事に就いていた。当初はやる気もなく、他人に結び付けられたカップルがうまくいくはずがないと思っていたが、自分のした事で誰かが幸せになろうとしてくれる仕事だと気づいてからは、誇りを持っていた。
仕事が終り、会社を出たまりか(仲里依紗)は矢代英彦(藤木直人)から声をかけられる。その後、まりかは偶然春菜を見かけ、後をつけるが、そこで見たのは社長令嬢が住むような家ではなかった。
春菜(黒木メイサ)が嘘をついていると純平(香取慎吾)は連絡を受ける。しかし、どうしても春菜が嘘をついていると思えず、真実を確かめる為自宅の前まで行くと春菜の父・匠悟(小林薫)が出てきた。公園で話をした純平は、匠悟が十年間仕事をしていない事を知り愕然とする。そして、春菜の勤務先にも行くが、社員ではなく受付の派遣社員だった。
春菜(黒木メイサ)が自宅に戻ると母の高原早苗(高畑淳子)が来ていた。そして、春菜にお金を渡して帰っていく。
英彦(藤木直人)が入会希望だと結婚相談所に現れた。対応したまりか(仲里依紗)は、英彦の希望条件が美人だけという事に驚く。しかし英彦は、家事が得意という条件の方が打算的だと言い、美人は一生お姫様のように扱うと話すのだった。
純平(香取慎吾)は春菜(黒木メイサ)を呼び出し、嘘をついていた事を問い詰めた。すると、春菜は過去に結婚を約束していた人がいたが、二股をかけられ別れたと話し出す。そして結婚相談所に入会し、金持ちと結婚をして別れた相手を見返そうとしたと言う。人を好きになるのは辛くて苦しい事だと言う春菜に腹を立てて怒る純平だったが、恋愛の辛さを知っているため反論する事が出来ない。しかし、人が一番幸せになれるのも恋愛だと考える純平は、「ときめく相手を見つけてやる、君を幸せにして見せる」と春菜に宣言する。
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