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Wednesday, July 6, 2011

生まれる。-第3話

2011年05月06日放映

林田愛子(田中美佐子)は51歳で妊娠し、出産しようとしていた。一方、林田太一(大倉忠義)は本当の父親だと名乗る中野瑛太(斎藤歩)から両親が太一の事を買ったと言われ、金をせびられる。その話を聞いて何のことなのかと尋ねる林田愛美(堀北真希)だったが、太一は仕事上のトラブルで嫌がらせをされているだけだと話す。

愛美(堀北真希)はアメリカで卵子提供を受けて48歳で出産予定の下着会社社長・川上千恵(若村麻由美)の取材をすることになる。日本では卵子提供による出産は認められていないが、出産後は分娩した人が母親と認められることになっていた。

川上(若村麻由美)は卵子提供まで受けて出産するのは、自分の人生において達成出来ないことがあるのは許せないし、自らの人生のためだと語る。それを聞いた愛美(堀北真希)は川上に共感できず、思わずエゴではないかと言ってしまう。すると、国木美和(戸田恵子)は自分も40歳前が子どもを産むリミットだと思ったことがあると本音を語る。ネット上では川上がお金で子どもを買ったと非難されていたが、国木は川上が全て承知で出産に挑むのではないかと言う。

愛子(田中美佐子)は近藤卓巳(大杉漣)にバースプランを提出する。近藤自身も50歳を越えての出産を受け持った経験がなく、愛子の体調を考えると安定期でもリスクが高いと話す。さらに、出産するなら家族の支えが大切だとアドバイスする。

林田新平(三宅裕司)の四十九日法要で集まった家族に、愛子(田中美佐子)は妊娠したと話す。愛子の体を心配して反対する愛美(堀北真希)だったが、中3で白血病になり、愛子の骨髄で命を助けてもらった過去がある林田浩二(中島健人)は「愛子の人生だからこそ好きにしたらいい」と言う。

浩二(中島健人)は愛子(田中美佐子)の事を心配していたが、何も知らない友達からは浩二が再び白血病を発症してもまた母親が助けてくれるから大丈夫だと軽く言われていた。

愛美(堀北真希)は諦めずに近藤(大杉漣)に高年齢出産の取材を申し込んでいた。すると、昼休みだからちょっとだけならと話をしてくれることになる。愛子(田中美佐子)の出産についてはどう思っているのだと逆に尋ねられた愛美は、「愛子の体力的にも金銭的にも問題があるし、自分達姉弟にも負担がかかるから反対」と話をする。すると近藤は「中絶も人を殺すことだということだけは覚えておいて欲しい」と言葉を返した。

内田留美(西村知美)が愛子(田中美佐子)の家を訪ねてくる。S不妊治療がなかなかうまくいかないと愚痴をこぼす留美に、愛子は妊娠していることを言い出せない。その頃、愛美(堀北真希)は川上(若村麻由美)の取材をしていた。川上は定期検診も受けず忙しく仕事をしていたが、突然お腹を押さえて苦しみ、出血してしまう。

早期胎盤剥離で川上(若村麻由美)が緊急帝王切開をすることになり、愛美(堀北真希)は高年齢で子どもを出産する難しさを目の当たりにする。一方、中野(斎藤歩)は太一(大倉忠義)の会社まで来て金をせびっていた。愛子にまで金をせびろうとする中野に、仕方なく太一は金を用意して、2度と現れるなと釘を刺す。

愛美(堀北真希)は入院中の川上(若村麻由美)を訪ねる。すると、川上は「母親は自分しかいないから仕事を休むことにした」と話し、忙しく仕事をしていた時と変化を見せていた。生まれた赤ちゃんの心臓に疾患があり何度も手術を受けなければならず、川上は「自分のエゴで赤ちゃんにも大変な思いをさせてしまった」と悔やむ。しかし、「絶対に子どもを幸せにする。生まれてきてくれてありがとう」と赤ちゃんに語りかけるのだった。

愛美(堀北真希)は自分の母親が51歳で妊娠したと川上(若村麻由美)に話し始める。そして、「産まないで欲しいと言ってしまったが、母のお腹にあるのは命なんですよね。子どもを産むというのは1人の人生を産むことだとわかった」と話した愛美は泣きだしてしまい、その場を立ち去る。

パン屋で働いていた愛子(田中美佐子)のもとへ林田美子(竹富聖花)がやってきて、「恥ずかしいから出産には反対」と言って飛び出していく。その話を陰で中野(斎藤歩)が聞いていた。

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