2011年05月13日放映
川上千恵(若村麻由美)の高年齢出産を目の当たりにして悩み始めた林田愛美(堀北真希)は、林田愛子(田中美佐子)が51歳で妊娠したことを編集長の国木美和(戸田恵子)に告白した。すると国木は、「正直に愛美の気持ちをぶつけた方がいい」と助言する。一方、林田太一(大倉忠義)は再び中野瑛太(斎藤歩)に呼び出されていた。中野は愛美の連絡先も、妊娠していることも知っているとほのめかし、太一に金を要求する。
愛子(田中美佐子)は近藤卓巳(大杉漣)から羊水検査について説明される。高年齢出産であれば染色体異常などの確率が高くなり、検査でそれを発見することができると言われるが、愛子はきっぱり「受けない」と答えた。検査で陽性が出れば中絶する確率が高く、命の選別と言われていたからだ。その頃、愛美(堀北真希)も仕事で羊水検査について調べることになる。
太一(大倉忠義)は水川真帆(酒井若菜)とデートをしていた。すると、真帆は「彼氏の小池の子どもができたが堕ろせと言われた」と太一に告白する。その頃、体の異変に気づいていた林田浩二(中島健人)は、コンパの誘いにも乗らず、バイトをすると友達に話す。
愛美(堀北真希)は高年齢出産をする予定の女性3人から羊水検査についての考えを聞く。八坂(生稲晃子)は「羊水検査を受けても出産するという意思は変わらない。羊水検査で安心を得る」と話すが、鶴野(伊藤つかさ)は「不妊治療を経てせっかく妊娠したのに命の選別はできない。羊水検査は受けない」と語る。一方、北条(浅香唯)は「夫から羊水検査を受けるように言われたが、私は胎児に異常があった場合に育てる自信がなく、検査をするか迷っている」と話すのだった。
取材後、北条(浅香唯)が編集部を訪ねて来て、「実は羊水検査に申し込んでいる」と話し始めた。北条の長男はダウン症で、我が子は可愛いが、障がい児を育てる事は大変だと本音を吐露する。そして、自分がいなくなった時の為にも弟妹を作ってあげようと思ったと語る。
内田留美(西村知美)が高額なお金がかかる不妊治療に対して夫婦間で意見が合わず、しばらくの間泊めて欲しいと愛子の家にやってくる。その頃、太一(大倉忠義)は真帆(酒井若菜)の妊娠について小池に問いただして責任を取れと迫っていた。しかし、小池は真帆に対する誠意のかけらもなく、「お前が父親になればいい」と太一に言い捨てる。
浩二(中島健人)が愛子(田中美佐子)に安心して出産してもらうために、バイトをするとパン屋にやってくる。そこへ、愛美(堀北真希)も自分の気持ちを愛子に伝えようとやって来た。愛美は「産みたいという思いを応援したいが、羊水検査を受けて異常がないかを調べて欲しい」と切り出す。検査を嫌がり、陽性だったらどうするのかと尋ねる愛子に、愛美は仕事で得た知識を踏まえ「その時は家族の為、その子の為にも諦めて欲しい」と説得する。
林田美子(竹富聖花)は学校の友達に愛子(田中美佐子)の妊娠がばれたらイヤだと出産に反対していた。しかし、美子(竹富聖花)が学校に行くとすでに愛子の妊娠は知れ渡ってしまっていた。その頃、太一(大倉忠義)は、小池が太一からコンペのデザインを盗んだと真帆(酒井若菜)に教えられる。
愛美(堀北真希)が国木(戸田恵子)に「母の出産には賛成したが、羊水検査をして欲しいと伝えた」と話をしていると、北条(浅香唯)が編集部を訪ねてくる。北条は「やはり自分を選んでやって来た赤ちゃんを殺すことはできない。羊水検査を受けるのはやめた」と報告する。その頃、愛子の家で掃除をしていた留美(西村知美)は高年齢出産の本を発見して驚く。
愛美(堀北真希)はダウン症の子にはいろいろな才能がある子もいて、障がいではなく個性と捉えられることもあると話を聞く。一方、愛子(田中美佐子)は近藤(大杉漣)に羊水検査を受けると伝え、「もし陽性だったらこの子とさよならする」と宣言していた。
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