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Tuesday, February 15, 2011

無理な恋愛-第4話

2008年4月29日放映

仲間が小説で新人賞を取ったと知り、落ち込んだ龍彦(徳井義実)は夜になっても帰って来ず、正午(堺正章)とかえで(夏川結衣)は2人で食事をすることになる。
正午に龍彦の行方が気になっていることを指摘されたかえでは、若い頃は束縛し合わない関係がいいと思っていたが、段々キツくなってきたと告白する。
そんな時、玄関のチャイムが鳴った。

だがそれは龍彦でなく、保険の手続きをしに来た光代(夏木マリ)だった。光代がかえでの前で余計なことを言わないかと冷や冷やする正午。
光代は正午がかえでとうまくやっていると勘繰るが、龍彦も一緒に居候していることを知り、正午の胸のうちを察する。

光代が帰った後、ようやく龍彦が帰ってきた。だがひどく酔っ払っており、飲み屋の女の子たちを多数連れてきたため、正午は店の勘定を払って引き取らせる。
かえでは龍彦を頭ごなしに怒鳴りつけるが、正午は龍彦に辛いことがあって酒を飲んだのを察してかえでをなだめ、2人きりにしようと自分は部屋を出て行く。
龍彦は酔った頭で、正午がかえでを好きなのではないかと指摘するが、かえでは取り合わない。

一方の正午は、ケンちゃん(ムッシュかまやつ)が開くロックバーに向かうも臨時休業。結局は文平(田中圭)の部屋に泊まることに。

翌朝、かえでは龍彦が持っていた仲間の著書を発見。先を越されて落ち込んでいるのではないと強がる龍彦に、かえではまた小説を書くように励ます。
そして自分たちのアパートに帰ったかえでからお礼の電話を受けた正午は、2人が帰ってしまったことを少し寂しく感じる。
かえでは正午の小説執筆を応援し、律子(鈴木砂羽)にも龍彦は自由に疲れて腰を据えたくなっているのではないかと嬉しそうに話す。 だが当の龍彦は、机に向かってもまるで書く気が起こらずに、かえでの期待がプレッシャーになっていた。

ケンちゃん(ムッシュかまやつ)の店に寄った正午は、かえでが彼氏とうまく行っても、幸せそうな顔をしているのがなぜか嬉しいと告げる。ケンちゃんは、「それは愛ではないか」と指摘する。
マンションに帰ってくると、正午のことを“お友達”と書いたかえでの手紙が残されていて、正午はよりいっそう切ない気持ちになる。

だが次の夜、買い物袋を抱えてかえでがアパートに帰ると、龍彦の姿は消えていた。 そこにはビリビリに破かれた原稿用紙が残されていて、かえでは力無く座り込んでしまう。
正午は部下の祥子(青木さやか)と飲みに行き、人は自分で限界を決めてはいけないと説教をする。だが恋の行方について聞かれると、もう終わったと力無く答えるしかなかった。
一方、矢代(田中圭)は合コンで、偶然、朝子(小嶋陽菜)と同席していた。
朝子は密かに歌手を目指しており、光代は朝子の部屋でオーディションの通知を見つけてしまう。それを聞かされた圭介(尾美としのり)は、正午との血のつながりを感じてショックを受ける。

龍彦が消えて数日、かえでは懸命に一人で日常を過ごしていた。
正午もかえでのことを忘れて仕事に精を出す。
だがある日、正午がかえでの居酒屋の前を通りがかると、ちょうど仕事を終えたかえでが店を出てきた。かえでは堪えきれず正午に寄りかかり、涙をこぼしてしまう。
その頃、龍彦は正午の部屋の前にしゃがみ込んでいた。正午は優しくかえでを受け止める…。

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