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Tuesday, February 15, 2011

無理な恋愛-第5話

2008年5月6日放映

正午(堺正章)に龍彦(徳井義実)が出て行ったことを話してスッキリしたかえで(夏川結衣)は、龍彦が正午を頼って行っても、会いたくなってしまうから自分には教えないでほしいと告げる。
そして自分は失恋すると、新しい恋でなく仕事で頑張るタイプなのだと笑顔を見せる。

正午がマンションに帰ってくると、部屋の前にはかえでの予想通り龍彦がいたが、なぜか光代(夏木マリ)と酒盛りをしていた。龍彦を叱ろうとする正午だが、光代に「黙って出て行ったり、謝りもしないのはあなたと似ている」と言われ何も言えなくなってしまう。
光代は朝子(小嶋陽菜)のことは伏せて、知り合いが歌手のオーディションを受けたら優遇してくれるのかと聞くが、正午はコネは嫌いだと言い切る。
結局、正午は龍彦を家に置くことになり、龍彦は自分の小説が駄目だと結論が出るのが怖くなったと、逃げ出した理由を打ち明けるのだった。

翌日、正午の会社にドラマのプロデューサーが訪ねてきた。予算が少ないBSのドラマに出てくれるいい女優はいないかと聞かれた正午は、あることを思いつく。
その後、いつものように再現ドラマに出演していたかえでと律子(鈴木砂羽)のもとにオーディションの話が舞い込んだ。
真剣な思いでオーディションに臨んだかえでと律子は、2人そろって見事に合格。歓喜の祝杯を挙げながら、かえでは忙しくなると男は邪魔だから、龍彦が出て行ってくれてよかったかもしれないと前向きに話す。

ある日、正午が龍彦とケンちゃん(ムッシュかまやつ)の店で飲んでいるとかえでから電話があり、正午は龍彦には行き先を告げずに1人で店を出る。
かえでと律子と合流した正午は、2人が心底楽しそうにドラマの撮影に臨んでいることを知り、嬉しく思う。

その頃、光代と圭介(尾美としのり)は、朝子が正午に会いたいのではないかと悩んでいた。
そんな悩みを断ち切るように、圭介はオーディション対策グッズを買い込んで来るが、オーディションを受けることがばれた朝子は複雑な気持ちになる。

ドラマの撮影が進み、充実した時を過ごしていたある日、かえではプロデューサーから正午によろしく伝えてほしいと言われる。さらに事務所の社長から、この仕事が正午の推薦で決まったと聞かされ愕然としたかえでは、正午の会社を訪ねていく。
そして正午に、実力で勝ち取ったと思ってはしゃいでいた自分が恥ずかしい、本当のことを言ってほしかったと、激しく責め立てる。それから「バカにしないでください。もうお会いすることもないと思います」と言い捨てて立ち去る。

だが、そんなかえでを祥子(青木さやか)が追いかけて行った。祥子は、正午はコネが嫌いな人間で、プロデューサーには会って力があると思ったら使ってほしいと言っただけだと釈明。かえでは自分のことしか見ていないから、正午がずっとかえでに恋をしているのもわからないのだと、正午の恋心もぶちまける。
無神経に人を傷つけているのは自分の方だと指摘されたかえでは呆然と立ち尽くす。

一方、かえでから二度と会わないと言われてしまった正午は、ケンちゃんの店で1人、飲んだくれるのだった。

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