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Wednesday, February 16, 2011

恋の力-第7話

2002年2月21日 放送

堤の事務所は仕事が無く、経営が苦しい。 そんな中、営業担当の西村が一つの案件を取ってくる。
堤が行なうプレゼンが成功すれば、大きな会社との 年間契約を受注できる。 堤の事務所にとっては大チャンス。

ところが、相手の社長は、孫をモデルとして起用してくれ とか、他の会社の広告のパクリをやってくれとか 堤に無理な要求をしてくる。

クリエイターとしての誇りがある堤は反発し、 西村に「この仕事を下ろさせてくれ」と申し出る。
しかし西村は「お前はこの事務所が自分だけのものだと思っているのか。お前は今や、坂口や深津や俺の人生を背負っているんだ。こういう嫌な仕事もやっていかないと 個人事務所というものはやっていけないんだ!」と諭す。 堤は妥協して、クライアントに「手本にしろ」と示された広告の丸パクリな広告案を作る。

深津はそうした経緯を知らなかったが、 その広告案について堤から意見を聞かれ 「これは堤らしさが全然ないからダメ」と答える。 深津は事情を知る。 堤によると、西村もかつてはクリエイター志望だったがあきらめて営業の道で生きている。 堤は「自分を曲げて、一流の営業手腕を発揮する西村はえらいよな…」と心底感心したように深津に話す。

しかし深津は西村に訴える。「そういう、意に染まない仕事をするなら、堤も西村も 前の会社をやめる必要はない。やりたいようにやるべきだ」 西村は「そういうことではフリーはやっていけないんだ」 と言ってその場を去るが、結局、西村の判断で 堤の事務所は、その仕事を下りる。

西村は堤に言う。 西村「人違いで深津を雇ったと聞いていたが…拾い物 だったかもしれんな。俺も深津に大事なことを思い出させてもらった」

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