2002年2月28日 放送
深津は、堤から初めて大きな仕事をまかされる。張り切る深津。
深津の元カレ・矢田兄が赴任先のミラノから一時帰国する。矢田兄は一流商社の社員で、5年前、深津にプロポーズしたが「仕事を続けたい」と言われて断られていた。
矢田兄は深津を食事に誘い「やりなおそう。結婚してくれ」と再度のプロポーズを行なう。「5年前、君を手放したことを後悔している」と言う。矢田兄は、深津が勤める堤の事務所の経営が思わしくないことも知っており「今の仕事が君がやりたかったこととは思えない。(5年前のプロポーズを断って)君も後悔しているのでは?」と深津に言う。
深津は堤にまかされた仕事で困っていたが、堤は軽く助言、うまいアイデアを出してくれた。深津の友人は深津に「仕事において貴方の代わりはたくさんいる。さっさと結婚すべきだ」とアドバイスする。堤の事務所の4人、そして矢田が一緒に食事をしているとそこへ矢田兄も合流する。なぜか矢田兄を無視し、深津につっかかる堤。
その夜、矢田と堤は二人で事務所に来る。矢田は、「深津の席はどこ?」と堤に聞く。その席は、堤が正面に見える場所にある。同じ頃、深津は矢田兄と二人で歩いていた。矢田兄はさっきの堤の様子から「深津と堤がつき合っているのかと思った」と深津に聞くが、深津は「そんなことありえない」と否定する。
後日 深津は矢田の実家に食事に招かれる。矢田、矢田母は、深津と矢田兄がヨリを戻すのは大歓迎。
矢田父だけは「焦らずに結論を出してくださいね」とアドバイスする。
深津は堤に相談する。「私がいなくても、この事務所は大丈夫ですよね」と。堤は最初「もちろん。お前なんか必要ないからミラノでもどこへでも早く行け」と冗談ぽく答えるが、からかいすぎたと反省し、「お前は自分の幸せだけ考えろ。俺たちのことは心配せず、自分のいたい場所で、自分が好きな奴と一緒に、自分のやりたいことをやれ」と助言する。
深津は矢田兄のプロポーズを断る。「私はあの事務所にいたい。必要とされているかどうかは関係なく、自分があそこにいたいからいたい。後悔しているのではといわれたが、以前人に言われた。
後悔する奴はどういう道を選んでも後悔する、と。もう私は後悔しない。今後もあの事務所にいる」
矢田兄はきっぱりとあきらめる。
矢田兄は矢田に電話する。「深津にフラれたよ。ところで貫井さんはお前のことを本当に好きなのか?」答えられない矢田。事務所に帰ってきた深津を、事務所のメンバーは以前と変わらないように迎え入れた。
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