2008年5月27日放映
正午(堺正章)は誕生会に行けなかったお詫びを口実に、かえで(夏川結衣)を食事に誘う。
快く返事をもらい喜ぶ正午に、祥子(青木さやか)は人間ドックに行くように強く通告され、渋々人間ドックを受ける。
一方、龍彦(徳井義実)はコンビニでアルバイトを始め、家事もこなし、かえでの言いつけを真面目に守っていた。
それを聞いた律子(鈴木砂羽)は、正午というライバルが現れて危機感を持った龍彦は、母性本能に訴える作戦に出たのでは推察する。
恋をして体も元気だと自信のあった正午だが、人間ドックでポリープが見つかる。
精密検査のため入院が必要と言い渡され、さらにデートの予定と重なってしまう。
年寄りと思われたくない一心で正午は、かえでに急に出張が入ったとウソをついてデートをキャンセルする。
そんな正午の行動を、保険の手続きで病室を訪れた光代(夏木マリ)に「昔から格好つけたがりだった」と言われてしまう。
かえでがアルバイトする居酒屋に、龍彦と律子、水田(福田充徳)が集まった。
水田は緊張した面持ちで、いつか映画監督になって、律子の主演映画を撮る夢が叶ったら結婚してほしいと、律子にプロポーズをする。
それでは一生結婚できないと、茶化しながら涙をこぼす律子に、かえでも感極まってもらい泣きしてしまう。
別の日、水田のプロポーズを聞いて、かえでのことを考えながら歩いていた龍彦は、道で転倒して腰を強打し、病院に担ぎ込まれる。
しかしそれは正午が入院している病院だった。
病室に駆け付けたかえでは、龍彦に「前のいい加減な自分と、今の真面目な自分とどちらが好きか」と聞かれ、「どっちも嫌い、ということはない」と答える。
文平(田中圭)は朝子(小嶋陽菜)がデート中に正午の話ばかり聞きたがるのを不思議に思っていたが、朝子が正午の別れた娘だと知り絶句。
文平は正午と話をしようと病室を訪れると、ちょうどそこに圭介(尾美としのり)も見舞いにやって来た。
意を決し、文平は朝子と付き合いたいと正午に言うと、正午ではなく圭介に責められてしまう。
状況を理解できない文平に、正午は圭介が朝子の今のお父さんだと告げられ、文平は頭を抱える。
病院内を歩いていた正午は、龍彦が同じ病院に入院しているのを目撃。
かえでも見舞いに来るかもしれないと気づいた正午は、慌てて病室に戻ろうとして、背後から来た人とぶつかってしまう。
振り返るとそれはかえで本人だった。
病室に戻った正午は、若く見られたくて入院のことを隠していたと、ウソをついたことを謝る。
嫌われたかと覚悟する正午だったが、かえでは「そんなことで嫌いになりません。いろんな経験をしてきて60歳になった立木さんだから素敵なんです」と答える。
そしてウソをついたペナルティに、正午が一番よく行く店に連れて行ってほしいと提案する…
結局、正午の身体に異常は見つからなかった。
退院した正午は、かえでをケンちゃん(ムッシュかまやつ)の店・グレイスランドに連れて行く。
ケンちゃんと楽しそうにセッションする正午の姿を見て、かえでは正午の格好よさを再認識するのだった。
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