2002年3月7日 放送
矢田は、兄から「堤は本当にお前のことが好きなのか?」と聞かれ不安になり、深津に相談する。深津は「結婚しちゃえば!」と助言する。(助言後、自室に戻り、割り切れない表情の深津)
深津が出勤すると、堤はまだ出社していないが坂口がいて、雑誌の記事を見せる。その記事は、堤のセンスはもう古いと批判している内容。そこへ堤が出勤してきて、その雑誌を見せろという。
「こんな記事、読むことないですよ」とごまかす坂口と深津。
営業担当の西村がビールの広告の仕事を取ってくる。西村はその仕事を坂口にやらせたいという。西村「堤にはもっと大きな別のビール会社の仕事が近々決まりそうだから、坂口にやらせたい」
坂口はたくさん仕事をかかえることになったが、堤はヒマヒマな状態になる。深津は堤に「ヒマなら矢田と旅行にでも行ったら?」と勧める。堤は「一日中 女と一緒にいるなんていやだ」と断る。深津は「堤さんは、本当は矢田のこと好きじゃないんじゃないの?」と思わず言ってしまう。(深津が心の底では堤を好きなことに気づいている坂口の反応をここで見せる)
仕事が無くて落ち込む堤。事務用品の買出しに深津と行くがイライラして深津とケンカしてしまう。
でもすぐに仲直り。その様子を偶然矢田が見ていた。矢田は堤と親しそうな深津を見て落ち込む。矢田は堤に「恋人どうしとは、喜びも悲しみも分かち合うものだ。貴方は深津とはいろいろ感情をぶつけあっているのに、私にはそうしない。私は貴方の何なのか?」と聞く。答えられない堤。矢田は深津にも直接「貴方は堤とつきあってるのか?」と確認するが、深津は否定する。
堤は、ふとしたことで、ビール会社の仕事について真相を知る。西村は堤を推薦したのに、相手先が坂口に頼みたいと言ってきたのだった。また、堤が会社時代大きな仕事ができたのは、会社の
後ろ盾があったから、とも指摘される。西村は堤に気を遣って、ウソをついていたのだった。ますます落ち込む堤は、深津を連れて深酒し、深津は堤を彼の自宅まで送る。酔った堤は深津に「一緒にいてくれ」と頼むのだった。部屋には例の雑誌が捨ててあった。堤はやはり気にしていたのだった。
坂口は堤に気を遣い、「仕事が多すぎるので手伝ってほしい」と提案するが、堤は「俺に仕事をめぐんでやろうというのか」と怒り、事務所を飛びだす。追いかけてきた深津に、堤は言う。堤「俺は事務所を辞める。そのほうがお前たちもやりやすいだろう。海外に行って勉強しなおすよ」深津は「それは逃避であり、何の解決にもならない。貴方は会社にいた頃、もっと自信を持ち、仕事への愛情もあり、輝いていた。
そういう貴方が好きだったから、会社を辞めてついてきたのに」と諭す。帰宅する堤。矢田から電話が来るが、出ない。(堤は自分の支えになるのが矢田ではないことを悟った)
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