Total Pageviews

Monday, April 11, 2011

ギルティ 悪魔と契約した女-第2話

2010年10月19日放映
第2話 復讐の鬼・愛を捨てる

真島拓朗(玉木宏)は、野上芽衣子(菅野美穂)が15年前の毒ケーキ殺人事件で服役していたことを知り、事件について調べ始める。その頃、芽衣子はボランティアで訪れた病院で美咲(美山加恋)に犬の写真を見せてあげると約束していた。
パソコンが苦手な芽衣子(菅野美穂)は、パソコンを操作する矢部彩乃(滝沢沙織)を羨んでいると、拓朗(玉木宏)がペットサロンにやって来る。自分の職業をSE(システムエンジニア)と偽った拓朗は、芽衣子にパソコンを教える約束をするのだった。
その後、拓朗(玉木宏)は不審死をした北村(浜田晃)と菅沼俊也(波岡一喜)の接点が"桜葉館学園"にあると気付く。一方、1ヶ月前に松永の事務所に相談へ行くフリをして盗聴器を仕掛けていた芽衣子(菅野美穂)。事務員の田辺厚(戸田昌宏)が相談を受けていることを確認し、「非弁行為で弁護士会に申し立てをした」と田辺を脅すのだった。
宇喜田元(吉田鋼太郎)から「三輪(モロ師岡)の報告をしろ」と責められた拓朗(玉木宏)は、「今後は勝手に捜査する」と言って立ち去ろうとしたが、溝口猛(金井勇太)が心身喪失で無罪になると聞いて呆然とする。その場にいた同僚の門倉了(RIKIYA)が殺された後輩である吉井宏太(川野直輝)まで愚かだと言い出すと、拓朗は門倉に殴りかかった。すると、宇喜田から「暴行傷害の現行犯を見逃すわけにはいかない」と謹慎を言い渡されてしまうのだった。
帰宅した松永(石丸謙二郎)は、自宅に届いていたケーキを見て怒りをあらわにする。一方、鶴見真人(水上剣星)の店で飲んでいた拓朗。そこに宏太(川野直輝)の父・吉井孝(大鷹明良)が店に現れ、溝口(金井勇太)に敵討ちをすると言い、「あんた、また何もしてくれないんだな」と拓朗に吐き捨てるのだった。
ペットサロンで拓朗(玉木宏)を待っていた芽衣子(菅野美穂)は外に出ると、突然堂島(唐沢寿明)に写真を撮られる。「お前は少女Aで、恋なんて出来る人間ではない」と堂島から言われた芽衣子は、鋭い目つきで睨み返すのだった。その頃、拓朗は「刑事にできるのは悪いことをした人間に輪っぱかけることだけ」と三輪(モロ師岡)に言われたことを思い出していた。
真人(水上剣星)の店にやって来た万里(吉瀬美智子)は、少し前に拓朗(玉木宏)と孝(大鷹明良)が会っていたことを知る。その頃、パソコンを教える約束をしていた拓朗はペットサロンにやって来た。パソコンを教えていた拓朗は、「友達が殺されたのに、犯人の麻薬常習の男は心神喪失と判断されて無罪になった」と話し出す。すると芽衣子は「人を殺した人間が無罪になるなんておかしい。罪を犯した人間は罰を受けるべき。警察がちゃんと調べれば分かるはずなのに…」と激高するのだった。
帰り道で、警察が嫌いという芽衣子(菅野美穂)に「何かあったのか」と尋ねた拓朗(玉木宏)。しかし、芽衣子は何も話さない。拓朗も、「俺も警察なんて大嫌い。そもそも警察が好きな奴なんているのか」と言って、明日もパソコンを教える約束をする。その2人の様子を万里(吉瀬美智子)が偶然見ていた。
拓朗(玉木宏)を待ち伏せしていた堂島(唐沢寿明)は、拓朗が芽衣子(菅野美穂)と会っていることも知っており、三輪(モロ師岡)のことを聞き出そうとする。しかし、拓朗は何も答えない。一方、松永(石丸謙二郎)に「事務員に自分の仕事をやらせている証拠もある。懲戒請求書を送りつけた」と電話で話す芽衣子。松永は14年前、芽衣子の弁護にあたっていたが「やったかやっていないかは関係ない。死刑になりたくないならここで認めろ」と芽衣子に迫っていたのだった。
松永(石丸謙二郎)は、田辺(戸田昌宏)が勝手に相談を受けて金を受け取り、着服したことにして田辺に解雇を言い渡す。そんな松永の言葉を聞き呆然とする田辺の元に芽衣子(菅野美穂)が現れ、「松永はそういう男。警察に届けられない松永の隠し金を持ち去ってしまえ」と持ちかけるのだった。
溝口(金井勇太)のいる拘置所の前にいた拓朗(玉木宏)を万里(吉瀬美智子)が止めようとする。しかし拓朗は万里の制止を聞かずに溝口の乗った車の前に立ちはだかった。溝口は車の窓を開けて謝罪の言葉を口にするが、最後は拓朗を小馬鹿にした態度で挑発する。そんな溝口の態度を見た拓朗は怒りに震えるのだった。一方、病院に訪れた芽衣子(菅野美穂)は子犬の写真を美咲(美山加恋)に見せていた。すると美咲は、「手術をしなければならない」と話す。
芽衣子(菅野美穂)は、自分が面倒を見ている凶暴な犬が彩乃(滝沢沙織)や客に噛みついたと連絡を受けてかけつけた。「動物愛護センターに連れて行く」と言う小山内琴美(横山めぐみ)の苦渋の選択を理解した芽衣子は、自らセンターに連れて行く。その頃、拓朗(玉木宏)は宏太(川野直輝)の墓前にいた。
落ち込む芽衣子(菅野美穂)の前に拓朗(玉木宏)が現れた。芽衣子は「犬を助けると決めたのにできなかった。いつも私のせいでみんな不幸になる」と後悔を口にする。拓朗も「お前だけではない。俺もたくさんの人間を不幸にした」と自らと重ね合わせるのだった。
帰宅した拓朗(玉木宏)は、「取引しよう」と堂島(唐沢寿明)に連絡する。翌日、事務所に来た松永(石丸謙二郎)は、田辺(戸田昌宏)が金庫にあった金を持ち去ったことに気付く。そこに電話が鳴り、松永は電話をしてきた芽衣子(菅野美穂)に「再びムショ送りにしてやる」と言い捨てる。しかし芽衣子は「その前に大きな罪を認めることになる」と言葉を返し、田辺が松永の預金を根こそぎ持ち去ったことを示唆した。そして芽衣子は「これで終わりじゃない。やっと始まったのよ」と呟いて電話を切るのだった。
万里(吉瀬美智子)は、宇喜田(吉田鋼太郎)から拓朗(玉木宏)の監視を命じられていた。一方、堂島(唐沢寿明)に三輪(モロ師岡)の遺書を差し出した拓朗は、15年前の毒ケーキ殺人事件の記事を書いたのが堂島本人だと知る。その頃、病室で仔犬の動画を見ていた美咲(美山加恋)の横には、松永(石丸謙二郎)がいた。芽衣子(菅野美穂)が病院で近付いた美咲は、松永の娘だった。

No comments:

Post a Comment