Total Pageviews

Monday, April 11, 2011

ギルティ 悪魔と契約した女-第3話

2010年10月26日放映
第3話 追い込め・悪徳弁護士

松永征一(石丸謙二郎)は、美咲(美山加恋)の心臓移植の順番が回ってこないことに苛立ち、医師を脅していた。一方、宇喜田元(吉田鋼太郎)から真島拓朗(玉木宏)の監視を指示された榎本万里(吉瀬美智子)は、交換条件に拓朗の謹慎を解くことと、拓朗と一緒に三輪周平(モロ師岡)を捜索することを突きつける。その頃、拓朗(玉木宏)は堂島基一(唐沢寿明)から、自殺をした野上芽衣子(菅野美穂)の母親は一命を取り留めて施設に入っており、事件の真犯人がいるらしいとの情報を得る。しかし堂島は「真犯人はどうでもいい」と言い、病院から出てきた松永と後を追うように出てきた芽衣子の姿を撮るのだった。
芽衣子(菅野美穂)は、先日出産した犬のアンが育児拒否をしていると動物病院から連絡を受ける。一方、拓朗(玉木宏)が芽衣子の母・千津(岩本多代)に会いに行くと、「芽衣子は自分の子供ではない。悪魔の子だ」と取り乱すのだった。その頃、松永(石丸謙二郎)は美咲(美山加恋)の心臓移植の為に裏で手を回していた。
芽衣子(菅野美穂)は美咲(美山加恋)とパソコンのチャットを使って連絡を取り合っていたが、そこに拓朗(玉木宏)がやって来る。アンが育児拒否だと話をする中、「アンを引き取らなければならないが、サロンでは預かれない」と心配する芽衣子。すると「夜だけなら預かる。昼間は仕事だから、ペットサロンに面倒見てもらえるなら」と言う拓朗の言葉に、芽衣子は喜んだ。そして、万里(吉瀬美智子)から呼び出された拓朗は「明日、アンを引き取る準備を一緒にしよう」と約束して立ち去るのだった。
待ち合わせ場所にやって来た拓朗(玉木宏)に謹慎が解かれると告げ、三輪(モロ師岡)の話を聞き出そうとする万里(吉瀬美智子)。しかし拓朗は「宇喜田(吉田鋼太郎)の犬に成り下がった」と万里に言い捨てて立ち去った。一方、芽衣子(菅野美穂)は田辺厚(戸田昌宏)の携帯を使い、松永(石丸謙二郎)に対する復讐を進めようとする。その頃、拓朗は毒入りケーキ事件を調べる中、あることに気付く。
動物病院からアンを引き取った拓朗(玉木宏)と芽衣子(菅野美穂)。芽衣子は、拓朗が家でアンの面倒を見るために必要なもののリストを渡すと、拓朗から買い物に付き合って欲しいと言われ、買い物の約束をする。その後、芽衣子はドッグセラピーのボランティアがあると病院に向かう。拓朗は捜査一課へ行き、謹慎を解かれるが、宇喜田(吉田鋼太郎)から「三輪(モロ師岡)の件は万里(吉瀬美智子)に指揮を取らせる」と命じられた。しかし、拓朗は1人で出て行ってしまうのだった。
美咲(美山加恋)の心臓移植の為に手を回していた松永(石丸謙二郎)は金が必要な為、今の妻・陽子(笠木泉)の実家を売り飛ばすと言い出して、妻と揉めていた。その様子を盗聴器で聞いていた芽衣子(菅野美穂)は、「娘の命を利用して、色々な人の人生をめちゃくちゃにするつもりか」と松永を脅す。
拓朗(玉木宏)は、15年前に芽衣子(菅野美穂)の取り調べを担当していた元刑事の平田勇次(並樹史朗)と会っていた。平田は「物証に状況証拠に目撃証言もあって黒に間違いないが、芽衣子は頑固にやってないと言い張っていた」と話す。拓朗は調書に担当した鑑識の名前がないのを不審に思っていたが、平田も誰だったか思い出せない。その頃芽衣子は、明日ドッグセラピーのボランティアに行く為、休みをもらっていた。
美咲(美山加恋)は心臓移植に同意するところまで話が進んでいた。その頃、芽衣子(菅野美穂)と一緒に拓朗(玉木宏)が買い物をして戻って来る。芽衣子にアンを部屋まで運ばせると、芽衣子からアンが離れようとしない。アンが慣れるまで家に上がってくれと頼む拓朗は、自分が警察の人間だと気付かれないように注意を払うのだった。
拓朗(玉木宏)は犬を飼う準備を済ませて、たいしたものではないと芽衣子(菅野美穂)にカップラーメンをご馳走する。その後、「家まで送る」と言う拓朗の申し出に芽衣子は「人に優しくされるのに慣れていないのでやめてください」と足早に立ち去るのだった。
美咲(美山加恋)の心臓移植の日、松永(石丸謙二郎)は「自分は何もすることがない」と事務所に来ていた。松永は自分の携帯に心臓らしき画像が送られてきて動揺していると、病院でトラブルがあったようだと連絡が入る。すると、田辺(戸田昌宏)の携帯を使って芽衣子(菅野美穂)が電話して来た。芽衣子は事務所の前で、心臓の入ったクーラーボックスを肩に掛けて松永を脅し始める。
松永(石丸謙二郎)を公衆電話ボックスに誘導した芽衣子(菅野美穂)は、「移植の優先順位を繰り上げた不正の証拠も持っている。今までの悪行の全てを公にする。真実を無視した罪は死に値する。死をもって償え。そうすればこの心臓を美咲(美山加恋)に届ける」と脅した。さらに、電話ボックスに仕組んだ薬を松永に飲ませようとした芽衣子。しかし松永は「こんな物、飲めるか」と地面に捨てると、そこからガスが発生し、電話ボックスの中で倒れてしまう。その現場に堂島(唐沢寿明)が現れ、電話ボックスで倒れている松永の姿を写真に撮っていた。
拓朗(玉木宏)は、病院でドッグセラピーはどこでやっているのかと尋ねていたが、「今日はやっていない」と言われる。その時、病院内で美咲(美山加恋)の心臓移植手術中なのに松永(石丸謙二郎)が自殺したと噂になっていた。その頃、芽衣子は心臓を奪った芝居をしていただけで、美咲の手術は順調に進み無事終了する。その後、拓朗からの電話を受けた芽衣子(菅野美穂)だが、罪の意識から返事もできず、電話を切って泣き崩れていた。
万里(吉瀬美智子)は拓朗(玉木宏)の彼女だと言って、ペットサロンを尋ねていた。その頃、拓朗は平田(並樹史朗)から「毒ケーキ殺人事件の鑑識を担当したのが三輪(モロ師岡)だったことを思い出した」と連絡を受ける。

No comments:

Post a Comment