2010年11月01日放映
第3話 二人の秘密…
婚姻届を提出して戸籍上夫婦になった岡田健吾(竹野内豊)と槇原梨沙(上戸彩)。それと同時に約束の300万円を梨沙に渡した健吾は、結婚したことも金を受け取ったことも秘密にするよう約束させる。梨沙は何事もなかったかのようにそれを了承し、イメクラの店長に借金を返して自由の身となった。
岡田の苗字になった梨沙(上戸彩)は、岡田和子(原田美枝子)に健吾(竹野内豊)と籍を入れたことを報告し、一緒に暮らし始めた。健吾は神谷凌(松田翔太)に岡田マリア(北乃きい)のドナー候補が見つかったと連絡する。
梨沙(上戸彩)は契約結婚とバレないように健吾(竹野内豊)と恋人のように映る写真を撮られたり、結婚指輪を購入されたりしたが、優しい和子(原田美枝子)に対してそんなに悪い気はしない。一方、梨沙を探していた槇原修一(稲垣吾郎)は部屋で水族館のチケットを見つけ、健吾の働く水族館へと向かった。
和子(原田美枝子)に言われるまま、夫婦のように生活用品を買っていた健吾(竹野内豊)と梨沙(上戸彩)を同僚夫婦・川本順二(杉本哲太)と川本千鶴(ちすん)が見かける。
川本(杉本哲太)と千鶴(ちすん)から、相澤美奈子(板谷由夏)を捨てて梨沙(上戸彩)と付き合っていると思われた健吾(竹野内豊)。困っている健吾を見た梨沙は「いとこです」と咄嗟に嘘をついて助けるのだった。
沢村涼太(桐山照史)と同じ病気だと気付いたマリア(北乃きい)は、移植が必要だという話を聞き、自分にも移植が必要なことを知る。
髪を黒く染め直し、落ち着いた服装で病院へやってきた梨沙(上戸彩)。健吾(竹野内豊)の妻として自ら紹介し神谷(松田翔太)からドナーのリスクを聞く。普通なら躊躇するはずのリスクの話でも梨沙は「分かっています」と答え、冷静にドナーになることを決意した様子を見せる。そんな梨沙を見て安堵した健吾は、マリア(北乃きい)の入院用品を置きに病室へ行く。すると、マリアは涼太(桐山照史)を引き合いに出して自分にも移植が必要なのかと遠まわしで尋ねるのだが、健吾からそっけなくされてしまう。
適合検査をした帰り、立ち寄ったトイレで嘔吐するマリア(北乃きい)を見た梨沙(上戸彩)は、健吾(竹野内豊)の妹でこれから自分の肝臓をあげる相手だとも知らずに介抱する。その頃、修一(稲垣吾郎)は水族館へ行き健吾を呼び出していた。「僕に迷惑かけないようにしている梨沙の居場所を知らないか」と尋ねる修一に健吾は何も語らなかった。
マリア(北乃きい)は涼太(桐山照史)の前向きな明るさに救われていた。病院の屋上へ行き、涼太の病気が治るようにと流れ星を探すマリア。健吾(竹野内豊)も一緒に流れ星を探すのだが、涼太のおかげで自分の病気を前向きに受け入れようとするマリアの健気さがかえって健吾の気持ちを不安にさせた。
水族館裏の海辺に一人腰かける健吾(竹野内豊)。そこへ梨沙(上戸彩)もやってくる。「流れ星ってさ、消えてなくなっちゃう。クラゲみたいに」とつぶやく梨沙の言葉が健吾の心にしみる。
ドナーの適合検査結果が出た。神谷(松田翔太)が言った「移植可能です」という言葉に安堵する健吾(竹野内豊)。その横で梨沙(上戸彩)は嬉しそうに健吾の顔を見つめていた。しかし二人が帰った後、神谷はマリア(北乃きい)から健吾のフィアンセが"美奈子"だということを聞かされる。神谷の脳裏に健吾がマリアを救う為に偽装結婚したのではという疑いが浮かんだ。
病院からの帰り道、健吾(竹野内豊)から「ありがとう」と言われた梨沙(上戸彩)は「そういう契約だからね」と軽く流すのだが、足取りは心なしか軽い。
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