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Monday, April 11, 2011

ギルティ 悪魔と契約した女-第4話

2010年11月02日放映
第4話 私を罪に陥れた奴ら

15年前、毒入りケーキ事件で逮捕された野上芽衣子(菅野美穂)。公判では、北村良和(浜田晃)、菅沼俊也(波岡一喜)が事実と異なる証言をして、弁護士の松永征一(石丸謙二郎)は芽衣子を弁護しようとしなかった。芽衣子は、当時公判で証言した金谷文則(山崎裕太)の後をつけていた。
犬のアンをペットサロンに預けに来ていた真島拓朗(玉木宏)は、芽衣子(菅野美穂)がいるか尋ねるが、榎本万里(吉瀬美智子)が真島の彼女だと現れてから、明らかに芽衣子は真島を避けていた。一方、栃木の女子刑務所を訪ねた万里は、三輪周平(モロ師岡)が失踪する前に女子刑務所に訪れ、「かわいそうなことをした」と口にしていたと知る。
金谷(山崎裕太)の彼女でタレントの高橋遥(岩佐真悠子)に近付き、遥の犬の世話をしていた芽衣子(菅野美穂)は、遥の家にあった金谷のジャケットに覚せい剤のような粉袋を忍ばせる。一方、金谷は仲間が覚せい剤で捕まったと聞くが「俺は捕まるようなことはない」と動じない。その頃、15年前に芽衣子の事件を担当した鑑識官に話を聞いていた真島(玉木宏)は、失踪した三輪(モロ師岡)はずっと真島のことを気に掛けていたと言われる。その様子を目撃した宇喜田元(吉田鋼太郎)は、顔色を変えた。
真島(玉木宏)は検察で15年前の事件の公判記録を確認しようとしていた。その頃、遥(岩佐真悠子)の家にいた芽衣子(菅野美穂)は、遥から金谷(山崎裕太)と付き合っていることは内緒にして欲しいと言われ、信頼を得ていた。その後、遙は金谷のジャケットから粉袋を発見して動揺するが、すでに芽衣子の策略が始まっていたのだった。
「金谷(山崎裕太)さんが覚せい剤を使っていると噂になっている。遥(岩佐真悠子)さんにも疑いがかかるのも間違いない」と言い出す芽衣子(菅野美穂)。そして、困惑する遙に「私に任せてください」と切り出すのだった。一方、宇喜田(吉田鋼太郎)はある人物から電話を受け、「三輪(モロ師岡)の件ならもう少し時間をくれ。あの件なら手配済みだ」と答える。その頃、検察で公判記録の確認をしようとしていた真島(玉木宏)は「15年前の事件の公判記録は上の判断で出せない」と言われていた。
真島(玉木宏)から「15年前の公判記録を見たい」と頼まれ、「考えておく」と答えた堂島基一(唐沢寿明)。その堂島のパソコンには、「悪魔と契約した女」と題された記事があった。その頃、老人ホームに来ていた芽衣子は、金谷(山崎裕太)の祖母・原ミエ(上岡紘子)にも近付いていた。その後、芽衣子は公衆電話から「覚せい剤を使っている証拠写真を送りつけた」と金谷を脅す。金谷の強気な発言にも芽衣子は動じず、「今回は口先だけで乗り切れるかしら?」と言って電話を切った。
ペットサロンに真島(玉木宏)の彼女を装って万里(吉瀬美智子)が再び乗り込んで来た。万里の質問に芽衣子(菅野美穂)は冷静に対処して動じない。その頃、三輪(モロ師岡)の妻・繁代(梅沢昌代)が入院する病院にやって来た真島は、繁代がペットサロンを利用するようになったのは三輪の紹介だったと知る。そして真島は、ペットサロンには自分が刑事であることを伏せていて欲しいと頼むのだった。
万里(吉瀬美智子)は鶴見真人(水上剣星)の店で「15年前の事件には裏がありそうだ」と真島(玉木宏)に話す。その頃、宇喜田(吉田鋼太郎)は門倉了(RIKIYA)から、万里が栃木の女子刑務所に行っていたと報告を受け、「くだらない事件を追いやがって」と呟いていた。一方、ペットサロンへアンを迎えに行った真島は、万里が乗り込んで来たと言われるが、「ただの同僚だ」と否定する。
すると、ペットサロンの客が芽衣子(菅野美穂)は犯罪者だから辞めさせろと乗り込んで来る。しかし小山内琴美(横山めぐみ)は「芽衣子は接客も技術も全く問題ないので辞めさせません」と言い切り、芽衣子をかばう。その後、真島(玉木宏)は閉店後の店の前に現れた。前科があることを告白する芽衣子に、真島は芽衣子の気持ちを理解し「かばってくれたオーナーの気持ちも受け止めて店を辞めてはいけない」と言い、芽衣子を連れ出す。
波止場に連れて行かれた芽衣子(菅野美穂)は、真島(玉木宏)の優しさに触れる。2人の距離が近付くが、芽衣子が持っていた遥(岩佐真悠子)の携帯に金谷(山崎裕太)から連絡が入った。しかし、芽衣子は真島の目を気にして電話を切るのだった。
「海で光る夜光虫を初めて見た。20年以上も海にも来たことがない」と呟く芽衣子(菅野美穂)を見て、真島(玉木宏)は芽衣子の悲しみを感じる。居たたまれず帰ろうとする芽衣子は真島に引き止められるが、涙を流していた。芽衣子が「どうしていいのかわからない。ずっと1人だったし、優しくされたことがなかったから。だからもうこれ以上近くに来ないで」と言うと、真島は芽衣子を抱きしめた。しかし、芽衣子は真島を振り切って立ち去ってしまう。
翌日、芽衣子(菅野美穂)はある人物が入った大きなケージを運び出していた。一方、真島(玉木宏)を呼び出した万里(吉瀬美智子)は、「芽衣子は冷静で知能犯に多いタイプ。15年前の芽衣子の事件は冤罪で、その復讐をしているのかも」と芽衣子を疑う。否定する真島は万里から「深入りしすぎているのでは?」と問い詰められるが、何も言わず立ち去る。その後、宇喜田(吉田鋼太郎)から真島の動きを尋ねられた万里は、「今までにないくらい本気になっているのは確かです」と言って立ち去るのだった。
真島(玉木宏)は堂島(唐沢寿明)から15年前の事件の公判記録を受け取る。すると、先日自殺した北村(浜田晃)、菅沼(波岡一喜)、松永(石丸謙二郎)は全て15年前の事件に関わっており、証言台に立っていたもう1人、金谷(山崎裕太)がいることに気付き、真島は走り出した。その頃金谷(山崎裕太)は、遥(岩佐真悠子)の携帯から芽衣子(菅野美穂)が掛けてきた電話に出る。すると芽衣子は「遥を誘拐した。5億円用意しろ」と脅すのだった。

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