2010年08月23日放映
君にキスした…
北村詩織(竹内結子)と北村海(小林星蘭)は亡き夫、北村勇樹の実家に帰省し墓参りをする。詩織は楠航太郎(伊東四朗)の芸能事務所に勤めていると話をするが、姑の君江(市毛良枝)から苦労しなくても一緒に暮らせばいいと言われてしまう。一方、楠大雅(松本潤)は宮瀬桜(桐谷美玲)の収録を食い入るように見学し、付き人のように動いていた。その後、大雅と楠真知子(松坂慶子)の親子で旅番組にと出演依頼が来るが、真知子は2つ返事で引き受ける。
大雅(松本潤)は今や売れっ子の伊良部譲(永山絢斗)に「自分と譲の違いはどこでできてしまったのか」と真剣に尋ねる。譲は2世俳優の大雅に役を取られたことをバネにし、今まで頑張ってきたと話す。大雅も譲が努力してきたことを知り感心し、譲も大雅あってこその今があると感謝する。そして、大雅も譲も結局は役者が好きだと意気投合するのだった。
詩織(竹内結子)は勇樹の弟、春樹(塚本高史)からの電話に出る。勇樹にそっくりな声を聞いて一瞬言葉を失う詩織に、春樹は仕事で詩織達に会いに行けないことを謝り、海(小林星蘭)とも電話で会話をする。
大雅(松本潤)は真知子(松坂慶子)との旅番組出演に反発したが、何事も経験かも知れないと結局引き受ける。そして大雅は体を絞るとさっそく動き始めた。その後、大雅は図書館で詩織(竹内結子)の夫、勇樹が亡くなった事故の記事を探す。
真知子(松坂慶子)は楽しそうに旅番組の準備をしていた。そんな中、楠大貴(沢村一樹)の様子がおかしいのは詩織(竹内結子)に振られてしまったからではないかと心配する。しかし、大貴のことを悩んでいるのかと思えば、旅番組の衣装を選ぶのに悩み、結局、真知子は「大貴も旅番組に誘ってみた」と言い出す。
詩織(竹内結子)が勇樹の実家から戻ってくるが、大雅(松本潤)と真知子(松坂慶子)は旅番組のロケに出かけるところだった。大雅は詩織との挨拶もそこそこに出発する。一方、桜(桐谷美玲)は詩織と大雅の間の空気を読んでいて、わざと詩織に「好きな人ができた。楠大雅」と宣言した。平静を装って立ち去ろうとする詩織に、桜は「自覚ないの?大雅を見ているとき瞳孔が揺れている。恋すると女はそういう目するんだね」と話す。
大雅(松本潤)と真知子(松坂慶子)のロケに大貴(沢村一樹)も来ていた。失恋の傷を癒しに実費で来たと言う大貴に、新聞で勇樹の記事を見た大雅は「詩織(竹内結子)はまだ勇樹のことを忘れられないし、勇樹はいい男だった」と話をする。大貴は大雅の手に負える相手ではないと牽制するが、大雅も真剣に悩んでいたのだ。
その頃、大雅(松本潤)の事務所を訪ねた植野慶太(笠原秀幸)は、詩織(竹内結子)が大雅の恋する相手だと察する。その後、譲(永山絢斗)と話をしていた慶太だったが、お互い話がかみ合わず、2人とも大雅がロケから帰って来るのを待ち侘びていた。
大雅(松本潤)と真知子(松坂慶子)は温泉で航太郎(伊東四朗)を偲んでいた。そして真知子は航太郎の代わりに大雅と共演できたと喜ぶ。その後、ロケが無事終了し、スタッフは大雅の仕事に対する姿勢を評価する。
事務所に戻った大雅(松本潤)はお土産に買った幸せになれるお守りを詩織(竹内結子)に渡す。そして、詩織のことが諦められず、利用してくれて構わないから支えたいと言い出した。「大雅さんがいなくなればきっと楽になれる」と言葉を返した詩織。大雅が現れたことで勇樹を忘れそうになる自分を責めていたのだ。取り乱した詩織は大切な航太郎(伊東四朗)のトロフィーを壊してしまう。
大雅(松本潤)は接着剤を見つけてトロフィーを修復しながら「いなくなって欲しいならできるだけ会わないようにする」と詩織(竹内結子)に言う。しかし詩織は「それはイヤ。福岡に帰ったら初めてあの人が夢に現れてくれなかった。どんどんあの人を忘れていくのが怖い。あなたといると苦しい」とつぶやく。すると大雅は突然詩織にキスをするのだった。
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