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Monday, April 11, 2011

ギルティ 悪魔と契約した女-第7話

2010年11月23日放映
第7話 解ける謎、新たな敵へ

15年前の事件で殺人犯に仕立て上げられ、一生を狂わされた野上芽衣子(菅野美穂)は、この事件で咎められなかった本当の罪人達をターゲットに復讐を重ねる。堂島基一(唐沢寿明)からの情報で、芽衣子は宇喜田元(吉田鋼太郎)が黒幕であると知るが、堂島からは「もう手詰まりだから手を引く」と言われてしまう。しかし、芽衣子は「やっと動き始めた」と復讐続行を宣言する。
傷を負いながらも出勤した真島拓朗(玉木宏)は、芽衣子(菅野美穂)が襲われた現場に残された宇宙人マスクを鑑識に回し、15年前の事件は警察関係者が絡んだ冤罪の可能性があると三輪周平(モロ師岡)から聞いたと榎本万里(吉瀬美智子)に話す。そして、宇喜田(吉田鋼太郎)に捜査を担当した15年前の事件の資料からは名前が消えており、あの事件以来、急に出世をして不審な点があると指摘して揺さぶりをかける。
真島(玉木宏)は万里(吉瀬美智子)を呼び出し、15年前の事件の捜査を内密に進める。万里は最近立て続けに起こった全ての自殺者宛てに赤い封書が送りつけられていたことに気付き、犯人の糸口を掴んだ。すると、三輪からの連絡で真島は1人で来るようにと呼び出される。
三輪(モロ師岡)からの封書が届き、芽衣子(菅野美穂)が開けると、謝罪の言葉が綴られた手紙と芽衣子が服役した頃から積み立てている通帳が入っていた。一方、宇喜田(吉田鋼太郎)は溝口猛(金井勇太)と会い、目の前に覚せい剤をちらつかせながら芽衣子襲撃の失敗を責め、「次の失敗は許さない」と別のターゲットを狙えと指示する。
真島(玉木宏)を呼び出した三輪(モロ師岡)は、15年前の事件は冤罪で、自分の出世の為に事件の捏造に加担し、宇喜田(吉田鋼太郎)が事件の首謀者だと告げる。そして、「自殺に見せかけた全ての事件は自分のせい。芽衣子(菅野美穂)には普通の人生を送らせてやりたい」と頭を下げるのだった。
真島(玉木宏)は自宅で万里(吉瀬美智子)と捜査情報を交換し合い、宇喜田(吉田鋼太郎)が15年の前の事件で出世と引き換えに真犯人を隠したと告げ、ネタ元も三輪(モロ師岡)だと明らかにする。しかし万里は、真島が三輪と会いながら捕まえなかったことに呆れ、一連の自殺に見せかけた事件が芽衣子(菅野美穂)の犯行の可能性が高まったと指摘した。しかし、真島は「わかっている」とだけ答え、万里を残してアンの迎えに行った。
ペットサロンでアンを引き取りに行った真島(玉木宏)は、芽衣子(菅野美穂)に自分が刑事であると告げ、嘘をついていたくなかったと説明し、「初めは捜査で近付いたが、15年前の事件が冤罪の可能性があると気付き、今は刑事としてではなく1人の男として真実が知りたい」と迫る。「そんなこと私は知りません」と答える芽衣子に、真島は「俺は君を信じる」と立ち去った。その後、芽衣子は「ここで終わらせるわけにはいかない。すみません…」と泣き崩れるのだった。
真島(玉木宏)の部屋にいた万里(吉瀬美智子)は、部屋に忍び込んで来た溝口(金井勇太)に襲われる。万里は首を絞められながらも何とか警報機のスイッチを押して溝口を退散させたが、真島に連絡をして倒れてしまう。連絡を受けた真島は、万里の異変に気付き慌てて自宅に戻る。一方、三輪(モロ師岡)から呼び出され、拳銃を準備して出て行こうとしていた宇喜田(吉田鋼太郎)は、芽衣子(菅野美穂)から「今までの悪事を暴露する」と脅しをかけられる。
呼び出された場所で三輪(モロ師岡)から「罪を償うべきだ」と諭される宇喜田(吉田鋼太郎)だが、聞く耳を持たず三輪に拳銃を向けた。その様子を芽衣子(菅野美穂)はカメラに収めていた。その頃、病院に運ばれた万里(吉瀬美智子)に付き添っていた真島(玉木宏)は、マスクの鑑定結果が溝口(金井勇太)のDNAと一致したと伝えられ、万里も溝口に襲われたと証言する。
宇喜田(吉田鋼太郎)から三輪(モロ師岡)の始末をするように言われ、現場に向かう溝口(金井勇太)。すると、偶然溝口を目撃した鶴見真人(水上剣星)が真島に連絡をして溝口の尾行を続けるが、気付かれてしまい、三輪と一緒に縛り上げられる。現場から立ち去った宇喜田は、自分の車に赤い封書が置かれているのに気付いた。その手紙は芽衣子からのもので、「溝口との関係を暴露する」と書かれており、愕然とする。
真島(玉木宏)が現場に到着すると、溝口(金井勇太)が鶴見(水上剣星)と三輪(モロ師岡)を縛り上げ、三輪にナイフを突き刺した。そして溝口は、真島にポリタンクの灯油を被るように命じる。後輩・吉井宏太(川野直輝)を失った時と同じ状況に置かれた真島は、溝口の言う通りに灯油を被って鶴見と三輪を放すように言う。しかし、さらに溝口はマッチで火をつけろと指示を出した。陰から様子を窺っていた芽衣子(菅野美穂)は、固唾を呑んで見守ることしかできない。真島がマッチに火をつけようとした時、パトカーのサイレンの音が近付き、溝口は逃げ出した。
刺された三輪(モロ師岡)を助け出して必死に手当をする真島(玉木宏)。しかし、三輪は息絶えてしまう。その様子を見つめていた芽衣子(菅野美穂)は、「冤罪は必ず自分が告発し、私が償います。あなたに危険が迫ることもあるかも知れないが、何かあれば信頼できる部下、真島を頼るように。あなたの人生を生きてください」と三輪の手紙に書かれていたのを思い出していた。
溝口(金井勇太)と会う宇喜田(吉田鋼太郎)の写真が警察に送られ、2人の黒い繋がりが明らかになった。病室にいた万里(吉瀬美智子)は、三輪(モロ師岡)は犠牲となったが真島(玉木宏)が一般人からの通報で助かったと聞き、その通話記録と番号を調べるように指示を出す。そして芽衣子(菅野美穂)は宇喜田への復讐を成し遂げようとしていた。

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