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Monday, April 11, 2011

ギルティ 悪魔と契約した女-第8話

2010年11月30日放映
第8話 愛の告白、私は殺人者

三輪周平(モロ師岡)が溝口猛(金井勇太)に殺された事実は隠ぺいされ、暴力団関係者の抗争に巻き込まれて亡くなったと発表される。警察上層部が宇喜田元(吉田鋼太郎)と溝口の繋がりをもみ消そうとしており、宇喜田の失踪も休暇届が出されていることになっていた。そんな中、1人で捜査を続けようとする榎本万里(吉瀬美智子)は、三輪の殺害現場からの通報者が野上芽衣子(菅野美穂)だと知るのだった。
正気を失った真島拓朗(玉木宏)は、溝口(金井勇太)を探し回る。路上で血だらけの拳の真島を見た鶴見真人(水上剣星)は、自分の店へ連れて行く。しかし、後輩・吉井宏太(川野直輝)の死後、酒を断っていた真島は、「酒をくれ」と荒れていた。一方、芽衣子(菅野美穂)は堂島基一(唐沢寿明)と連絡を取ろうとしていた。
ペットサロンに訪れた万里(吉瀬美智子)は、溝口(金井勇太)との繋がりを疑い、「溝口に襲われたのにも関わらずケガもせず、なぜ三輪(モロ師岡)さんの殺害現場にもいたのか」と芽衣子(菅野美穂)に尋ねる。しかし、芽衣子は真島(玉木宏)が刑事だと知っており、同僚の万里も刑事だから前科のある自分を疑っていると逆に切り出す。すると万里は「本性を必ず暴く」と言って立ち去った。
真島(玉木宏)の携帯に連絡をして挑発してきた溝口(金井勇太)は、「真島も芽衣子(菅野美穂)も殺す」と言って電話を切った。怒りに震える真島は「殺してやる」と呟き、正気を失う。その頃、ペットサロンに掛かってきた不審な電話に身の危険を感じた芽衣子は、辺りを見回しながら帰宅した。
芽衣子(菅野美穂)の前に真島(玉木宏)が現れた。「溝口(金井勇太)に狙われているから車に隠れていろ」と指示した真島は、芽衣子の後をつけていた溝口を見つけて発砲し、本気で溝口を殺そうとした。しかし芽衣子は、「殺してはいけない。あなたは私と違うんだから」と叫んで止めようとする。その一瞬の隙に溝口は逃げ出した。
「なぜ止めたんだ」と芽衣子(菅野美穂)に怒りをぶつける真島(玉木宏)。しかし芽衣子は、「溝口を殺しても、憎しみや悲しみは消えない。アイツを許せとは言えないが、ああいうヤツこそ命を持って償うべき。だけどあなたは犯罪者になってはいけない」と諭した。「アイツを殺したかった…」と憎しみに震える真島に芽衣子は寄り添う。
発砲事件を聞きつけた万里(吉瀬美智子)は、真島(玉木宏)が発砲したと気付き、ペットサロンに駆けつける。そこで、真島に寄り添う芽衣子(菅野美穂)を目の当たりにする。平静を装って「戻ろう」と真島に声をかける万里。しかし、真島は何も言わず立ち去ってしまう。万里は「あなたのせいで真島がおかしくなった」と芽衣子の頬を叩き、真島の後を追いかけた。本気で溝口(金井勇太)を殺そうとしていたと知り必死に止めようとする万里だったが、真島は聞く耳を持たない。
帰宅した真島(玉木宏)は、芽衣子(菅野美穂)が必死に自分を止めたことを思い出して悩む。その頃、芽衣子は真島の苦しみの為に「自分が片付けなくては」と考えていた。そして、堂島(唐沢寿明)からの連絡を受ける。
芽衣子(菅野美穂)と合流した堂島(唐沢寿明)は、「あんたの事件には、宇喜田(吉田鋼太郎)の後ろにかなりでかいヤツがいる。そのおかげで自分の所にも手が回ってきた」と話した。しかし芽衣子は聞く耳を持たずに溝口(金井勇太)を狙おうとする。そんな芽衣子に堂島は「今のあんたはただの殺人鬼だよ」と言って立ち去った。その頃、溝口は宇喜田と連絡が取れずにイラついていた。
再び芽衣子(菅野美穂)を訪ねた万里(吉瀬美智子)は、溝口(金井勇太)との繋がりを疑う。しかし、芽衣子はきっぱりと「私には真島(玉木宏)さんを傷つける理由がない」と否定した。他に何も聞かずに立ち去ろうとする万里に、芽衣子は「これ以上個人的に警察の人とは関わりたくないので犬が好きならば、アンの世話をお願いします」と頼んだ。その後、芽衣子の携帯に「宇喜田(吉田鋼太郎)が憎いなら、俺と組まない?」と溝口から電話がかかってくる。互いにけん制し合いながら、芽衣子は溝口に接触しようとするのだった。
万里(吉瀬美智子)が真島(玉木宏)の自宅を訪ねてきた。万里は芽衣子(菅野美穂)に犬の世話を頼まれたと話し、さらに三輪(モロ師岡)が亡くなった時に110番通報してきたのも芽衣子だったことを告げる。真島は、芽衣子が自分の代わりに溝口を殺そうとしていると察して家を飛び出した。その頃、芽衣子は昔、母が自分に冷たく当たっていたが姉だけは自分に優しく接してくれたことを思い出し、「お姉ちゃん、ゴメンね」と呟いてある決心をする。
ペットサロンに戻っておらず、連絡も取れない芽衣子(菅野美穂)を真島(玉木宏)は必死に探し回っていた。すると、真島の元に現れた堂島(唐沢寿明)から溝口(金井勇太)の居場所を聞き、芽衣子の運転する車が向かった先と一致していると確認して現場に急ぐ。
溝口(金井勇太)と接触した芽衣子(菅野美穂)は、溝口が快楽の為に人を殺し、無罪になる為に計算して覚せい剤を打ったと聞く。それを聞いた芽衣子は、「私は罪を償わせる為に人を殺した」と話した。すると溝口は「やっぱり信用しなくてよかった」とナイフを振りかざし、逃げ惑う芽衣子を嬉しそうに追いかけ回す。そして、芽衣子は灯油が置かれた場所に追い詰められてしまった。
溝口(金井勇太)は芽衣子(菅野美穂)に灯油をかけ、ライターで火をつけようとしていた。現場に到着し、駆けつけた真島(玉木宏)は拳銃を構えたまま「やめろ!」と叫ぶ。すると芽衣子は隙を見て催涙スプレーを溝口にかけた。すると溝口が倒れ、手にしていたライターが灯油に引火し、火だるまになって死亡する。
真島(玉木宏)は目の前で起こった惨事に呆然とするが、「俺のせいだ。お前はもう1人じゃない」と呟くと芽衣子(菅野美穂)を抱きしめた。芽衣子は真島にしがみつき涙を流す。その様子を堂島(唐沢寿明)が陰から見つめていた。

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