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Monday, April 11, 2011

ギルティ 悪魔と契約した女-第9話

2010年12月07日放映
第9話 女の執念・黒幕暴く!

溝口猛(金井勇太)の事故死に不信感を抱いた榎本万里(吉瀬美智子)は、真島拓朗(玉木宏)も溝口の死に関わっているのではないかと疑っていた。その頃、野上芽衣子(菅野美穂)を巻き込んでしまったと自分を責めていた真島は、「責任は俺が取る。君のことは俺が守る」と芽衣子に伝える。一方、堂島基一(唐沢寿明)は民自党の代議士・三沢の豪邸内に宇喜田元(吉田鋼太郎)が潜伏していると踏んでいた。
万里(吉瀬美智子)は溝口(金井勇太)の事故死について真島(玉木宏)に尋問する。真島は「俺が溝口を殺した」と口を開くが、続けて「溝口は事故死。できれば俺が殺したかった」と辞表を出すことをほのめかす。一方、宇喜田(吉田鋼太郎)は、三沢準(柏原収史)から15年前の事件について確実に処理しろと責められる。その頃、事件の黒幕の目星をつけて原稿を書いていた堂島(唐沢寿明)の元に訪ねて来た芽衣子(菅野美穂)。「黒幕を教えて」と芽衣子から頼まれる堂島は、頑なに口を閉ざすのだった。
芽衣子(菅野美穂)に溝口(金井勇太)の事故死の真相を聞こうとペットサロンを訪ねた万里(吉瀬美智子)は、「真島(玉木宏)が溝口を殺したと言っている」と切り出す。しかし、芽衣子は「真島さんがそんなことをするはずがない」と否定した。万里は真島と別れた経緯も話し、真島に刑事を辞めさせまいと必死だった。一方、政治記者に準(柏原収史)の学生時代の写真を見せてカマをかける堂島(唐沢寿明)。その政治記者の反応で、準の経歴詐称に何かがあると確信する。
真島(玉木宏)は門倉了(RIKIYA)に辞表を提出する。その後、真島が辞表を出したと知った万里(吉瀬美智子)は、芽衣子(菅野美穂)をかばって刑事を辞めるのかと食ってかかる。しかし、真島は何も答えようとしなかった。
「宇喜田(吉田鋼太郎)のことで話がある」と堂島(唐沢寿明)が真島(玉木宏)を訪ねてきた。堂島は自分を責める真島の様子を見て、彼が刑事を辞めようとしていると察する。そして、「自分のやり方を貫いて、自分が守ると決めたものはせめて守り通せ」と説教し、宇喜田の居所を知っているとほのめかして立ち去った。その後、芽衣子(菅野美穂)から真島に連絡が入る。
芽衣子(菅野美穂)から呼び出された真島(玉木宏)は、三輪周平(モロ師岡)が謝罪の為に芽衣子に送ってきた手紙と預金通帳を見せられる。芽衣子は、「通帳を受け取ることはできないから三輪さんの奥さんに返して欲しい」と話し、見て欲しいものがあると真島を自宅に連れて行く。
芽衣子(菅野美穂)の部屋には15年前の事件関係者の写真が貼り付けられていた。自殺をするように仕向けて復讐をしたと真相を真島(玉木宏)に話し始めた芽衣子は、「本当の黒幕を誘き出そうと赤い封筒をわざと残した。復讐だけが生きる支えだった。悪事に手を染めた自分も罪を償うつもり。悪を断ち切るために…」と呟く。そして、「あなたに罪はないし、罪を被る必要もない。全てを話したから、もう私の前に現れないでください」と告げるのだった。
翌日、芽衣子(菅野美穂)は再び堂島(唐沢寿明)から黒幕を聞き出そうとする。芽衣子の覚悟を悟った堂島は、「いつも芽衣子が行く高台の公園で待っているように」とだけ指示した。その後、堂島は「15年前の事件の真相をまとめた原稿をそちらに送ります」と準(柏原収史)に連絡し、万里(吉瀬美智子)にも電話をかける。堂島の話を聞いた万里は、「一般人からのタレコミで三輪(モロ師岡)の重要参考人に関わる情報が入った」と拳銃を持って向かう。
ビルの屋上で芽衣子(菅野美穂)にも電話をした堂島(唐沢寿明)は、「事件の真相を明らかにするから、何も喋らずにそのままでいるように」と指示を出す。
堂島(唐沢寿明)との待ち合わせに現れたのは宇喜田(吉田鋼太郎)だった。堂島は「準(柏原収史)と約束をしたのに」と宇喜田と15年前の事件の繋がりを指摘し、準が15年前の事件に関与しているのではと揺さぶりをかける。しかし宇喜田は、駐車場でアルバイトする堂島の息子の姿を堂島に確認させ、堂島の息子に危険が迫るとほのめかした。そして堂島に拳銃を向けた宇喜田は、「息子を助けたいのなら、お前が死ね」と命じる。追い詰められる堂島だが、万里(吉瀬美智子)が到着したのを確認すると、「俺にはジャーナリストとしての生き方しか残されていない。俺の勝ちだ」と言って、ビルから飛び降りた。
堂島(唐沢寿明)が飛び降りた後、万里(吉瀬美智子)が駆けつけて宇喜田(吉田鋼太郎)を逮捕する。堂島(唐沢寿明)は自分の命を呈して守るべきものを守り、芽衣子(菅野美穂)に真相を伝えて息絶えた。真島(玉木宏)も現場に駆けつけ、芽衣子が携帯で一部始終を聞いていたと知る。その後、放心状態の芽衣子は、堂島が託した手紙をホームレスから受け取る。手紙には「事件の黒幕の名だけ書き込んでいない。あんたの手で記事を完成させてくれ。俺への復讐がひと手間省けただろう」と書かれており、USBメモリーが同封されていた。
芽衣子(菅野美穂)は堂島(唐沢寿明)から受け取ったUSBメモリーを持ち帰り、「黒幕は民自党代議士、三沢とその息子である」と書き込んだ。そこに真島(玉木宏)が駆けつけ、「復讐なんてもうやめろ。俺が全て受け止める。愛しているから」と芽衣子を強く抱きしめた。
その頃、宇喜田(吉田鋼太郎)は「俺を見くびるな。キャリアが違うんだよ。キャリアが…」と連行される車の中で、部下の首を締め上げていた。

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