2011年01月24日放映
柏木修二(三浦春馬)と上村夏実(戸田恵梨香)は共通の友人でウェディングプランナー・東堂さやか(篠田麻里子)を交えて結婚準備を着々と進めていた。そんな中、夏実が顧問を務めるバスケ部に佐伯ひかり(武井咲)が入部する。理科室で教材を片づけていた修二の所に「バスケ部に入った」と言いに来るひかり。よそよそしく振舞う修二に、一夜を共にした翌朝の寝顔を収めた携帯電話を見せて、勝ち誇った顔でその場を後にする。
朝練に付き合う夏実(戸田恵梨香) にひかり(武井咲)は「夏実のことを好きになったから入部した」と話す。それを聞き、ひかりと修二(三浦春馬)の間に何かあると感じていた夏実は不安になる。
修二(三浦春馬)のクラスの生徒、渡辺優奈(石橋杏奈)と牧田玲花(替地桃子)は幼馴染でいつも一緒に行動していた。ランチタイムに二人でいるのを見かけた後、修二も他の生徒と学食へ向かう。
婦人科に定期検診に来たひかり(武井咲)。看護士の水谷亜弥(内田有紀)から定期的な性交渉があるのなら妊娠する可能性があると言われ、進展しない自分と修二(三浦春馬)の関係に対するいら立ちをぶつける。
夏実(戸田恵梨香)はそろそろ結婚式のドレスを選ばなければならなかった。しかし、白いドレスには"私はヴァージンです"という意味があり、それが"みんなを幸せにする嘘"だとしても夏実には納得がいかずためらっていた。その言葉を聞いた修二(三浦春馬)は自分が夏実に真実を言わないことは自分を守る為の卑怯な嘘だと悩み始める。そんな中、二人はゲームセンターで優奈(石橋杏奈)と玲花(替地桃子)が男に絡まれているのを見かけ声をかけた。夜、遊び歩いていた事を優奈も玲花も反省して帰って行く。
修二(三浦春馬)はさやか(篠田麻里子)から夏実(戸田恵梨香)が時折不安そうな顔を見せると聞く。その後、出来上がった結婚式の招待状を持って修二と夏実は夜間郵便窓口へと向かう。窓口を前にして夏実が発した「何かあるなら今のうちに言ってね」という言葉にひかり(武井咲)とのことを言おうとする修二だったが、機を逸してしまう。しかし、時々優柔不断になってしまう修二にとって、考える時間を与えず先に進んでしまう実直で行動派の夏実の性格は、とても居心地の良いものだった。
翌日、修二(三浦春馬)が教室へ行くと生徒たちは携帯電話を慌ててしまいこんでいた。「まさか…」と焦る修二だったが、突然優奈(石橋杏奈)が泣き出す。理由をきくと優奈のプロフに悪口が書き込まれ続けているという。そしてそのプロフに書き込みできるのはクラスメートだけだった。
修二(三浦春馬)は悪口を書き込んだ生徒を特定することを諦めていたが、玲花(替地桃子)が突然「私です」と自分から名乗りでた。小さな頃から何をしても優奈(石橋杏奈)に勝てず、いつも馬鹿にされていると感じて苦しかったという玲花。大切にしたい友達だが、自分の気持ちに気づいてくれない優奈を少しでもいいから傷つけたかったと正直に言って謝る。しかし優奈は、玲花が黙っていてくれればずっと仲の良い友達だったはずだし、その方が良かったと話す。許すことの方が大変だと分かった玲花は、逃げずに優奈と毎日顔を合わせることでつぐなうと修二に約束する。「二人はお互いが大切な存在だと分かった。一番近い人こそ大切にしなければいけない」とクラスの生徒に向かって話す修二の言葉が、ひかり(武井咲)には夏実(戸田恵梨香)との関係を指し示すものに他ならなかった。
二人きりでバスケの練習をする夏実(戸田恵梨香)とひかり(武井咲)。夏実に励まされながら練習するひかりだったが、途中でうずくまってしまう。そして、明るく励まし続ける夏実にいら立ったひかりはバスケットボールを夏実にぶつける。「わざと当てたの」というひかりがこんなことをする理由が修二(三浦春馬)だと夏実は分かっていた。しかしそんな理由は夏実にはまったく関係ないのだ。「何があったか知りたくないの?」と言うひかりに「知る必要ないわ。私は修二を信じている」と夏実は笑みを浮かべるのだった。
ドレスの試着をする夏実(戸田恵梨香)を見つめる修二(三浦春馬)の顔はほころぶ。傷つく真実よりも傷つかない嘘を選んだ修二は、「夏実の為だ」と自分に言い聞かせていた。その時、夏実にメールが届く。試着室から「なんでもない」と夏実が答える声を聞いた修二はそのメールが特別なものだと感じてカーテンを開ける。すると夏実があの朝の修二の写真を見つめ、目を赤く腫らしていた。
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