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Wednesday, May 4, 2011

大切なことはすべて君が教えてくれた-第5話

2011年02月14日放映

佐伯ひかり(武井咲)との関係が公になり、生徒たちから酷い言葉を投げつけられる柏木修二(三浦春馬)。その様子を見た上村夏実(戸田恵梨香)が生徒との間に入るのだが、修二は生徒たちの怒りが夏実に向かわないよう生徒を必死で止める。

学校では修二(三浦春馬)の処分を近日中に決めようと考えていた。同僚からも冷たい視線を向けられ、修二には職員室にも居場所がない。学校を休んでいたひかり(武井咲)はそんな修二の状況を園田望未(剛力彩芽)から聞き、真実を伝えなければならないと思うのだった。

夏実(戸田恵梨香)はどうしても修二(三浦春馬)が生徒と関係を持つ性格だとは思えず、あの夜何があったのかを尋ねる。しかし修二の口は重く、夏実は自分で真実を確かめようと修二の兄・孝一(新井浩文)に会いに行く。

孝一(新井浩文)はあの日何があったかを教える代わりに修二(三浦春馬)に何があったかを教えるよう、夏実(戸田恵梨香)に交換条件を出す。口ごもる夏実に、孝一は一方的にあの夜自分の母親を殴ったことを話し出した。家業を継いで優しくて真面目だと思われている孝一だったが、両親は教員になった修二をかわいがり、挙句綺麗な婚約者まで出来たことに嫉妬していたのだ。その話を聞いた後、修二が生徒と寝たことを話す夏実。すると孝一は一瞬驚くがすぐに笑い出した。その笑いは明らかに修二を馬鹿にするものだと悟った夏実は、修二が兄との確執を抱えていたことを知る。

病院へ行っていたひかり(武井咲)のもとに夏実(戸田恵梨香)が現れる。「修二(三浦春馬)と会った夜のことを話して」とひかりに聞く夏実だったが、貧血で倒れてしまい、結局話を聞くことができなくなってしまう。

翌日、職員室に修二(三浦春馬)のクラスの生徒たちが話をさせろとやって来る。修二は「答えるから何でも聞いてくれ」と真摯に生徒と向き合うのだった。

生徒たちは修二(三浦春馬)に、容赦ない言葉を浴びせる。すると、ちょうど学校へ登校してきたひかりが「違う!」と叫んだ。ひかりは自分が薬を飲まなければ女性でいられない病気であることを伝え、修二とは何もないことを語り出す。あの夜、ひかりは父親が家を出て行ったのは自分のせいだと責め、姉の服を着て夜の街を歩き、修二と似た男の人と関係を持ったという。優しい人だったが、関係を持った後、自分がしてしまった間違いに気が付き、街をさまよって入った店で酔っぱらった修二と出会う。兄との関係で深酒をあおっていた修二は、酔っていたことも手伝って化粧をしたひかりが生徒だと気が付かなかった。そんな修二を家まで送ったひかりは、自分が見ず知らずの男と寝たことを忘れたくて修二が眠るベッドにもぐりこむ。そして、「夢じゃなかったという証が欲しかった」と携帯電話で眠る修二の姿を撮ったのだ。「ごめんなさい、全部私が壊した」とひかりは謝る。

全てが明らかになり、夏実(戸田恵梨香)は修二(三浦春馬)が生徒と関係を持っていなかったことを知って喜ぶ。しかし修二は「俺にはいつも夏実がいる。ひかり(武井咲)には誰かいるのかな?いるとしたら、それは俺なんじゃないかな」とつぶやく。修二の気持ちが自分に向いていないと気が付いた夏実だったが、その時すでに妊娠7週目に入っていた。

翌日、自分のしたことを全て明かしたひかり(武井咲)は他の生徒たちから好奇の目で見られる。その視線の中、登校するひかりを校門の前で修二(三浦春馬)が待っていた。「おはよう」と声をかける修二にひかりは動揺しながらも微笑む。そんな二人の様子を見かけた夏実(戸田恵梨香)は修二が初めて自分から女性を愛し始めたのかもしれないと思う。そして自分が出来ることは修二との結婚を諦めることだと考えるのだった。

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