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Wednesday, May 4, 2011

大切なことはすべて君が教えてくれた-第7話

2011年02月28日放映

上村夏実(戸田恵梨香)と柏木修二(三浦春馬)は職員室で教師たちに妊娠と、二人が結婚しないことを報告する。結婚して責任を取りたいと言う修二だったが、夏実の決断は固く自分が勝手に決めたことだと頭を下げるのだった。

来学期から産休を取るよう鶴岡悟司(風間杜夫)に言われた夏実(戸田恵梨香)。生徒たちには病気で休暇だとして、妊娠は公にしないことにする。そして、鶴岡は修二(三浦春馬)にはこれまで通り、自分が選んだ教師と言う仕事を現場で感じるよう指示する。自分だけ学校にとどまる修二は夏実に父親としての責任を取りたいと申し出る。しかし、夏実は物事を丸く治めたがる修二の性格を見通していて、「求められるものを察してやるのは簡単。でも修二は今、何をしたいの?」と尋ねた。「ひかり(武井咲)の力になりたい」という修二に、いざ言葉で言われてしまうと落ち込まないわけにはいかない夏実だった。

進路希望の紙に何を書いて良いかわからないひかり(武井咲)は、修二(三浦春馬)に相談する。「夢でもいいよ」と言われ、夢など考えたことなどなかったひかりは、修二に昔から教師になりたかったのかと尋ねる。しかし、修二は言葉に詰まってしまうのだった。

結婚しない上に夏実(戸田恵梨香)を妊娠させてしまったことで修二(三浦春馬)の両親は、謝罪に行くべきか困り果てていた。そんな両親の姿を見た修二の兄・孝一(新井浩文)は、今まで家族に迷惑をかけずに生きてきた修二の為に頭を下げるよう助言する。一方、夏実(戸田恵梨香)の両親も娘の妊娠に戸惑ってはいたが、産むことに関しては嬉しいと感じていた。

翌日、学校で修二(三浦春馬)はこの前の質問に答えるように教師の仕事は"選ばされた"職業だとひかり(武井咲)に話す。そしてひかりが持つ姉への思いを解くには、姉と同じ年齢になればわかると教える。

ひかり(武井咲)は病院へ行き、水谷亜弥(内田有紀)から引っ越し先で通う次の病院への提出書類を受け取った。その時、水谷が夏実(戸田恵梨香)と携帯電話で話すのを聞き、夏実が妊娠していることを知って愕然とする。

理科準備室にいた修二(三浦春馬)に、ひかり(武井咲)は夏実(戸田恵梨香)の妊娠を確かめる。妊娠を認めた上で結婚しないことも告げる修二は、自分が教師としても男としても最低だと言う。その言葉を聞いたひかりは何故生徒の自分にそんな大切なことを話すのかが分からず「先生、最低だよ」と言って保健室へ戻って行く。その後、保健室に来た児玉賢太郎(中島健人)が、突然「君のことが好きなんだ」と告白する。転校してしまう前に自分の気持ちを伝えたかっただけの児玉に対して、素直になれないひかりは自分が病気で変な子だから同情から好きだと言っていると思って怒り出す。

ひかり(武井咲)は今の自分の気持ちを整理する為に夏実(戸田恵梨香)に会って、修二(三浦春馬)が妊娠を話してくれたと伝える。修二が言ったであろう言葉やひかりが感じた苦しさを察する夏実は、自分を女性だと思えないひかりに人を思う気持ちが女の証拠だと教える。それを聞き、ひかりは夏実が修二の全てを理解し、子供も産める完璧な女性だと感じるが、少し笑みを浮かべて修二を好きになってもいいのかと尋ねる。

ひかり(武井咲)の問いに答えられず、自分が修二(三浦春馬)を未だに好きだと気がつく夏実(戸田恵梨香)。しかし修二の中にひかりが存在していることはどうしても耐えられなかった。

夏実(戸田恵梨香)は両親に妊娠を告げていなかった3か月前に見合いをさせられた相手・山下有悟(福士誠治)から呼び出された。山下には以前婚約者がおり、結婚する為にメディカルチェックをしたという。しかし、山下には子供が出来ないという診断をされ婚約が破棄になっていた。夏実が妊娠していることを知り、「運命を感じていた」という山下は打算と少しの愛があれば幸せな結婚は続くが、愛しかない結婚は愛が無くなれば何も残らないと話す。

教室ではなく保健室に登校するようになったひかり(武井咲)。自分が教師として男として最低だから教室に来たくないのかと尋ねる修二(三浦春馬)に、先生が教師だから嫌だと答える。今まで修二が自分を守ろうとしてくれていたのは同情や義務感からだと考えるひかりは、これ以上は止めて欲しいと言って保健室から出て行こうとする。しかし、急に足を止めて修二を見つめ「たとえ同情でも好きでいてくれる自信があるなら、私を女として見て」と言う。

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