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Wednesday, May 4, 2011

大切なことはすべて君が教えてくれた-第8話

2011年03月07日放映

「女としてみてください」と柏木修二(三浦春馬)に言った佐伯ひかり(武井咲)。しかし、それは出来ないと言われてしまい、淡い恋心が打ち砕かれてしまった。一方、夏実(戸田恵梨香)は修二に今付き合っている人がいることを明かし、「迷ってはいるがこれからは今までとは違う人生を生きてみる」と話す。

夏実(戸田恵梨香)は東堂さやか(篠田麻里子)を連れて山下有悟(福士誠治)と食事に来ていた。山下が真剣に結婚を考えているため、夏実は友人のさやかからお墨付きを得たかったのだ。冗談めかしに自分の気持ちを裏表なく話す山下に、さやかは好印象を持つ。

母親から家を手放すことを聞いたひかり(武井咲)は、姉と行った北海道旅行へ行きたいと提案する。旅行の途中で事故に合い、目的地に行けずに終わった旅行。その時に知り合った看護士・水谷亜弥(内田有紀)に連絡し、旅の続きをしようと誘うのだが断られてしまう。

学校で進路指導の面談が始まった。真剣に生徒の進路を考える修二(三浦春馬)の姿を見た夏実(戸田恵梨香)は、準備室で自分の備品の整理を始める。そんな中、平岡直輝(菅田将暉)に母子手帳を見られ、修二の子を宿していることが生徒たちにバレてしまう。

結婚する前に子供が出来ただけでなく、結婚という責任も取らない修二(三浦春馬)に保護者たちの非難が集まる。他人に迷惑をかけないことが最良の生き方だと思って生きてきた修二は、責任を取るため依願退職を受け入れた。一方、教師を辞めさせる原因を作ってしまった夏実(戸田恵梨香)は、辞表を用意する修二に謝罪する。しかし修二は夏実の体のことやこれからのことを心配し、自分のことだけ考えればいいと気遣うのだった。

理事会で修二(三浦春馬)は教師を辞めないと言い出す。責任を取って辞めるほど簡単な逃げ道はなく、軽蔑されても生徒たちのそばにいたい修二は、もし罰を与えたいならクビにして欲しいと頼んだ。

修二(三浦春馬)が進路面談をしている最中、その生徒の親が教室に入り、生徒を連れ出そうとする。親にしてみれば修二のしたことは重く、信頼して自分の子供を預ける気にはなれないのだ。しかし生徒は駄目な大人が近くにいると安心して先に進むことができると修二をかばう。一方、職員室で保護者の電話対応に追われている中西佳史(西村雅彦)も修二のせいで仕事が増えることに気を良くしてはいないが、迷惑をかけずに生きていく人間はいないと言って修二の気持ちを楽にさせてくれるのだった。

修二(三浦春馬)の処分は解雇に決定した。元々の原因は自分が修二と一夜を共にしたという嘘をついたことから始まったと反省するひかり(武井咲)。もしそんな嘘を言わなければ修二は幸せに夏実(戸田恵梨香)と結婚し、教師も続けられていたのだ。謝るひかりに修二は、「逆に一人にしないとひかりに約束したことが守れず学校を去らなければならない自分の方こそすまない」と謝罪する。

帰宅した修二(三浦春馬)はアパートの前で待つ夏実(戸田恵梨香)の姿を見つける。今回のことで教師と言うものがどういうものかわかっただけでも良かったと話す修二だったが、一つだけ後悔していることがあった。「一番大切なものに気付いてなかった。夏実がいる、それだけで良かった。夏実がいれば、それが全てだってなんで思えなかったんだろう」と本心を伝える修二の言葉を聞き、夏実は自分の心が何を求めているのかがわかるのだった。

夏実(戸田恵梨香)は山下(福士誠治)に呼び出された。これから先、何不自由なく生きていくには山下の存在が必要なものだと夏実は思っていた。しかしどうしても修二(三浦春馬)の傍にいたいと思ってしまうのだ。全てを失った修二だが、二人の間に愛だけは残っていると感じた夏実は「私が選ぶのは愛だけが残る人生かもしれない」と山下に自分の気持ちを伝えた。

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