2010年06月28日放映
葉月蓮介(木村拓哉)は蔡風見(松田翔太)の企みに気付く。しかし、会議で代表取締役解任が議題になり、蓮介はあっさりと解任の要求を受け入れた。蓮介は二宮真絵美(篠原涼子)に「今までありがとう」と言って会社を去る。
大貫柚月(北川景子)は蓮介(木村拓哉)が社長を解任されたと聞き、大貫照源(長塚京三)と風見(松田翔太)がやはり繋がっていたと確信する。一方、社長となった風見はマストポールと提携することを決めて照源と動き出す。リュウ・シュウメイ(リン・チーリン)も姿を消してしまい、心配する真絵美(篠原涼子)だったが、風見は知らないと言う。そして風見は真絵美に会社に残って欲しいと頼んだ。
蓮介(木村拓哉)は以前シュウメイ(リン・チーリン)と一緒に行った中華料理屋に行き、1人寂しく食事した後ホテルに戻る。そして、真絵美(篠原涼子)が尋ねた時、すでに蓮介は数年住んでいたホテルをチェックアウトしていた。蓮介の母、みち代(倍賞美津子)も蓮介のことを心配して真絵美に連絡をしてくる。みち代は片意地を張る蓮介を心配し、真絵美に傍を離れないで欲しいと頼んだ。
真絵美(篠原涼子)がシュウメイ(リン・チーリン)の住んでいた中華料理屋を訪れると、柚月(北川景子)がバイトをしていた。柚月はここにいれば蓮介(木村拓哉)が来ると思ったらしい。そして、シュウメイが行方不明だと知るが、プロポーズまでしたのになぜなのかと疑問に思う。真絵美は「蓮介は迷った挙げ句、レゴリスを守るためにシュウメイを捨てた。結局は生き方を変えられなかった」と言う。しかし、蓮介はレゴリスも失う結果となってしまったのだ。
母校の大学のフリーマーケットを物色していた蓮介(木村拓哉)の前に、照源(長塚京三)が現れる。2人が初めて会ったのはこの場所だったのだ。照源は蓮介の能力を買っていて、もう一度考え直して一緒に手を組もうと切り出す。
真絵美(篠原涼子)は風見(松田翔太)に専属契約を断る。蓮介(木村拓哉)の持っていたものを全て手に入れたのに真絵美の心が動かないことを悔やむ風見に、真絵美は「蓮介は全てを手に入れようなどと思っていないし、逆にばらまこうと思っていた。私はそれを少し手伝おうと思っただけ」と風見のやり方を否定する。
蓮介(木村拓哉)は雉畑藤吾(渡辺いっけい)の姿を見かけて連絡をする。雉畑はレゴリスに戻るように風見(松田翔太)から誘いを受けたが断ったと言う。そして、もう1度やり直そうと言うが、蓮介は風見のためにレゴリスに戻って欲しいと握手をして立ち去る。その後、中華料理屋でバイトをしている柚月(北川景子)の前に蓮介が現れた。2人で話をしていると、マスターがシュウメイ(リン・チーリン)にノートを渡して欲しいと差し出す。すると、蓮介に気を遣った柚月はマスターにわざとお茶を掛けて、ノートを持って立ち去る。
店から蓮介(木村拓哉)がいなくなってしまう。心配になった柚月(北川景子)は真絵美(篠原涼子)に心当たりはないかと連絡をする。真絵美はある場所を思いつく。
真絵美(篠原涼子)は蓮介(木村拓哉)と過ごした母校の大学を訪れた。蓮介もそこにいて、真絵美は「学校は15年前と変わらない」と言う。すると蓮介は「人は変わるが、自分は結局何も変わっていない」とつぶやく。蓮介と真絵美は15年前と同じように学食のどんぶりを食べながら、海を目の前に話をする。
蓮介(木村拓哉)が見つかったと柚月(北川景子)に連絡する真絵美(篠原涼子)。そしてバスに乗って帰ろうとするが、蓮介はバスには乗らずに残る。しかし、真絵美は走り出したバスを止めて降りると「忘れ物をした」と再び大学に向かうのだった。
真絵美(篠原涼子)は蓮介(木村拓哉)が昔、机に「REGOLITH」と彫ったのを見つけて当時を振り返る。蓮介は「月は気がつくと上にいて、光り方が主張しない。見失ったときに初めて月の存在に気づく」と月を見ながら「レゴリス」という名に決めたと話す。真絵美から「生まれ変わったら何になりたい?」と尋ねられ、蓮介は「社長はもうないな…人と繋がっていることができないと気付くのに10年もかかった」と答える。すると真絵美は「人と関わらないことはできないし、みんな蓮介と繋がっていたかった」と蓮介が必要な存在だと語りかけた。
真絵美(篠原涼子)は「何もしないでよ」と冗談を言いながら、眠りにつく。蓮介(木村拓哉)は1人で作業しながら、真絵美の寝顔を見つめて微笑む。翌朝、真絵美が目を覚ますと蓮介はいなかったが、そこには蓮介が作ったニワシドリのオブジェが置かれていた。一方、シュウメイ(リン・チーリン)はホテルにいた。風見(松田翔太)から真絵美が蓮介の所へ言ったと告げられ、シュウメイは真絵美と一緒ならと安心する。そして風見はシュウメイに「明日から復帰だ」と告げた。
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