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Tuesday, May 3, 2011

Mother-第3話

2010年04月28日放映

望月葉菜(田中裕子)は偶然通りかかった鈴原奈緒(松雪泰子)が自分の娘だと気付き、奈緒の娘だと思った継美(=怜南)(芦田愛菜)の後をつけていた。一方、奈緒は鈴原籐子(高畑淳子)に会い、当分の生活費を借りる。

奈緒(松雪泰子)はしばらくの間、ビジネスホテルに泊まりながら職と家を探すことを決める。そんな中、継美(芦田愛菜)が奈緒の帰りを図書館で待っていると、継美の様子を陰からうかがっていた葉菜(田中裕子)とひょんなことから仲良くなるのだった。

籐子(高畑淳子)から奈緒(松雪泰子)の居場所を聞いた2人の妹・芽衣(酒井若菜)と果歩(倉科カナ)がホテルへやって来る。継美(芦田愛菜)を自分の娘だと紹介した奈緒に、芽衣と果歩はこれが実家へ帰って来れない理由だと察するのだった。一方、北海道では記者・藤吉駿輔(山本耕史)が行方不明になった怜南の母親・道木仁美(尾野真千子)に近付き、仁美から娘の写真を受け取る。

病院で医者から"生きがい"を見つけるよう言われた帰り道、葉菜(田中裕子)は継美(芦田愛菜)がいる図書館へと向かう。絵を描く継美の色鉛筆を見た葉菜は、"れな"と書かれていることを不思議に思うが、その子から貰ったのだろうと考え、継美が大好きだと言う水色の鉛筆をそっとケースに置くのだった。

継美(芦田愛菜)が風邪を引いていることに気が付いていない奈緒(松雪泰子)は、ホテルに継美を残して職探しに出かけた。その後、ベッドメイキングの掃除婦にホテルの部屋から放り出された継美は、外の公衆電話で、葉菜(田中裕子)から貰ったボールペンに書いてあった理容室の電話番号に電話をかける。「今日は遊べない」と話す葉菜だったが、継美の声の異常さに具合が悪いことを察するのだった。

ホテルの部屋に帰り、メッセージを聞いた奈緒(松雪泰子)は、葉菜(田中裕子)の家へ向かう。葉菜によって病院へ行って戻ったばかりの継美(芦田愛菜)はぐっすりと眠っていた。奈緒は継美が風邪を引いていることに気が付かなかったことを悔いながら、自分が捨てられた子であることを葉菜に話し始める。生きるために心を殺したという奈緒は、捨てられた日のことを克明に語るが、母親の顔だけは思い出せないでいた。そんな奈緒の話を、葉菜は何かに耐えるように聞いていたが、最後に「母親に会いたいって思うことある?」と尋ねる。しかし"無償の愛"というものは親ではなく、子供が親へ与える愛だと思っている奈緒は、「裏切った人には会いたいとは思わない」と答えた。それを聞いた葉菜は、奈緒を愛しているのは育ててくれた母親である籐子(高畑淳子)だと言い、全てを籐子に話すよう促すのだった。

翌日、籐子(高畑淳子)は奈緒(松雪泰子)に会いに行く途中、葉菜(田中裕子)の家から奈緒と継美(芦田愛菜)が出てくる所を偶然見てしまう。いきり立った籐子は葉菜の店に行き、怒りが赴くままに怒鳴り付ける。「もう二度と奈緒に会わないで」という籐子に、葉菜は頭を下げて「もう会いません」と答えるだけだった。

葉菜(田中裕子)は、理容店の準備を始めながらふと目を落とした先にあった新聞記事を見て驚く。北海道の埠頭で行方不明になった少女の名前が"れな"だったのだ。水色のマフラーをつけて消えてしまった少女が、奈緒(松雪泰子)の娘・継美(芦田愛菜)では?と疑念が浮かびあがる葉菜。その頃、駿輔(山本耕史)は鈴原家の人間に接触を始めていた。

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