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Tuesday, May 3, 2011

Mother-第6話

2010年05月19日放映

遺品として残された継美(=道木怜南)(芦田愛菜)のノートから、鈴原奈緒(松雪泰子)の存在を知った道木仁美(尾野真千子)。警察から「仁美と浦上真人(綾野剛)が怜南を虐待していたのでは?」と疑われ始めていた中、東京の鈴原家に電話した仁美は、電話口から継美の声を聞いて驚く。一方、電話を切る前に発した「ママ」という言葉を聞いた鈴原籐子(高畑淳子)は、継美が奈緒の娘ではないことに気が付く。鈴原果歩(倉科カナ)も北海道で7歳の女の子が海で行方不明になった事故を思い出していた。隠せなくなった奈緒は、継美が虐待を受けていた教え子・道木怜南で、彼女を誘拐したことを告白するのだった。

事実を知った籐子(高畑淳子)は、継美(芦田愛菜)を親元へ帰すよう奈緒(松雪泰子)を説得する。しかし、自分のした間違いを受け入れながらも継美の母親になろうと決心している奈緒は、このままでは鈴原家全員に迷惑がかかるからと籍を抜いて他人になってくれるように頼む。そんな奈緒に籐子は「家族よりもあの子を取るというなら、人でなしよ」と言って継美を帰すよう強く迫る。そんな2人のやり取りを静かに2階で聞いていた継美は、小さな心を痛めていた。

翌朝、継美(芦田愛菜)は学校へ行くと言っていつもより早く家を出た。

部屋で継美(芦田愛菜)からの手紙を見つけた奈緒(松雪泰子)。その手紙には今までの2人の生活が綴られていた。そして最後に別れの言葉を見つけた奈緒は、慌てて継美を探しに外へ出て行く。

奈緒(松雪泰子)の実母・望月葉菜(田中裕子)の存在を知った藤吉駿輔(山本耕史)が葉菜の理髪店へ行くと、継美(芦田愛菜)を探す奈緒の姿を見かける。「これ以上関われば心中することになる」と言って奈緒を止めるが、彼女の必死さにつられて一緒に探すことに。奈緒は、漢字の書き取りノートに綴られた継美のメモから室蘭へ帰ろうとしていることを知り、自分達が東京に来た道順を探し始める。

やっとのことで継美(芦田愛菜)を見つけた奈緒(松雪泰子)は、しっかりと継美を抱きしめながら「2人がいる所が帰る所」だと囁くのだった。

継美(芦田愛菜)と鈴原家に帰った奈緒(松雪泰子)に、養子離縁届に記入するように言う籐子(高畑淳子)。「書き終わったらすぐに出て行って」と冷たく言う籐子の様子を見ていた芽衣(酒井若菜)と果歩(倉科カナ)は、奈緒自身から養子だったことを告げられ気が動転するが、籐子が芽衣と果歩を守るように、奈緒が継美を守る決心を受け入れるしかなかった。

主治医・柚川珠美(市川実和子)の勧めで入院していた葉菜(田中裕子)に、友人が奈緒(松雪泰子)と駿輔(山本耕史)が家に来ていたことを教え、駿輔の名刺を葉菜に渡す。

奈緒(松雪泰子)を心配した葉菜(田中裕子)が駿輔(山本耕史)に電話をかけると、駿輔から仁美(尾野真千子)が東京に来ていることを聞く。慌てた葉菜は、奈緒と継美(芦田愛菜)が泊まるホテルへ行き、「私があなたたちを守ります」と言って荷物をまとめさせるのだった。

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