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Tuesday, May 3, 2011

Mother-第7話

2010年05月26日放映

鈴原奈緒(松雪泰子)と継美(=道木怜南)(芦田愛菜)を心配した鈴原果歩(倉科カナ)は、藤吉駿輔(山本耕史)の家へ行く。しかしそこには娘を探して上京して来た道木仁美(尾野真千子)の姿があった。怜南の存在を確信している仁美は、声を荒げて怜南の居場所を尋ねる。しかし、駿輔は仁美が虐待の事実が世間に露呈するのを怖がって探しに来ていると思うのだった。

望月葉菜(田中裕子)の家で身を隠すことにした奈緒(松雪泰子)と継美(芦田愛菜)。しかし、奈緒は葉菜になつく継美の姿を見ながら、自分だけが取り残されていると感じていた。一方、駿輔(山本耕史)の家に留まることになった仁美(尾野真千子)は、「娘は欲しい人にあげても構わないが、せっかく来たんだから会いたい」と言い張る。虐待し続けた過去を忘れ、「本当に会いたいし、怜南は私のことが大好きだから」と言う仁美に、駿輔は恐怖すら覚えるのだった。

夕飯を食べながら笑い合う葉菜(田中裕子)と継美(芦田愛菜)につられ、奈緒(松雪泰子)もいつしか笑っていた。そんな時、奈緒は継美から次の土曜日は葉菜の誕生日だと知るのだった。

駿輔(山本耕史)と果歩(倉科カナ)から、仁美(尾野真千子)が継美(芦田愛菜)に会いたがっていると聞いた奈緒(松雪泰子)は顔を曇らせる。仁美が会いたいと言っても継美が拒絶するのが目に見えていたからだ。娘に嫌われていると知ったら、仁美が逆上して何かするかもしれない…。仁美と継美を会わせるわけにはいかないと思う奈緒。その頃、駿輔の部屋で奈緒と怜南が仲良く写る写真を見た仁美は怒りに震えていた。そして写真の中の一枚から怜南が通っている小学校の名前を知るのだった。

土曜日、遊園地に来た奈緒(松雪泰子)、継美(芦田愛菜)、葉菜(田中裕子)の3人。継美と葉菜が楽しそうにはしゃぐ姿を不機嫌そうな顔で見ていたが、継美からもらった玩具のネックレスを握り締めて泣く葉菜の姿を見た奈緒は心を開き始めていく。実の娘である奈緒と再び楽しい時間を持てることはないと思っていた葉菜は、奈緒を産んだ日のことを語り始めるのだった。

その後、2人とは別に帰った葉菜(田中裕子)は、薄汚れた路地の中へと歩いて行く。

その夜、継美(芦田愛菜)を寝かしつけた奈緒(松雪泰子)。2人きりになった葉菜(田中裕子)に、やっとの思いで2人の関係をうまく築きたいと本音を話し始めた。「一つだけ聞きたい…どうして私を捨てたんですか?」とどんな理由でも受け入れるから真実を教えてくれるように頼む奈緒。すると、葉菜は「その前に一つだけ話したいことがある」と言って、継美の戸籍がない限り一生逃げ続けるしかない奈緒に戸籍を手に入れる伝手を教える。「私、昔刑務所にいたの。その時に知り合った人からの紹介」と話し、捨てた理由が犯罪を犯したことにあったことを告白した。「これはあなたにとって2度目の犯罪になるけど、どうする?」と言って戸籍を売ってくれる人間の連絡先を差し出す葉菜。奈緒は、「どうしてでしょう。一緒に暮らしていないのに、あなたと同じ道を歩いている」と涙を流すのだった。

葉菜(田中裕子)は、戸籍を買う為にかかる費用を自分の生命保険から払おうと考えていた。自分の体が病に侵されていることを隠して保険に入らなければならない葉菜は、自分の担当医・柚川珠美(市川実和子)に協力を頼む。

仁美(尾野真千子)が部屋から消えていることを駿輔(山本耕史)から聞いた奈緒(松雪泰子)。その頃、仁美は怜南(芦田愛菜)が"継美"として通う小学校で待ち伏せし、学校から出てきた怜南の後を追った。

葉菜(田中裕子)の理髪店に現れた仁美(尾野真千子)は、怜南(芦田愛菜)はどこかと感情的に言い寄る。「知らない」と答える葉菜を突き飛ばし、2階に向けて大きな声で怜南の名前を呼ぶ仁美。2階では、仁美の声に驚いて恐怖で震える継美は立つこともできない。仁美が2階へと上がって行こうとするところに、奈緒(松雪泰子)が帰宅し、彼女の腕を掴むのだった。

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