2011年06月13日放映
高倉純平(香取慎吾)は、何度電話をしても繋がらない柳沢春菜(黒木メイサ)を心配していた。すると春菜から電話があり、知人がケガをして病院にいると聞かされる。しかし春菜は、それが矢代英彦(藤木直人)だとは伝えなかった。
春菜(黒木メイサ)は家に行けなかった事を謝りたいと、純平(香取慎吾)と共に高倉美津枝(原田美枝子)に会いに行く。その帰り道、春菜は昨日会っていたのが英彦(藤木直人)だと純平に話す。
英彦(藤木直人)が全てを失ってしまったと春菜(黒木メイサ)から聞いた純平(香取慎吾)は、明日一緒にお見舞いに行こうと提案する。
純平(香取慎吾)は英彦(藤木直人)を訪ね、春菜(黒木メイサ)と付き合っている事を話す。すると英彦は一人にしてくれと怒鳴る。帰り道、もう英彦の所には行かないほうがいいと言う春菜に純平は、「春菜を信じているから英彦のところに行ってあげて」と話す。
「見舞いに来るのはどういうつもりなのか」と英彦(藤木直人)から聞かれた春菜(黒木メイサ)は、「英彦の事を本当に好きだったから放っておけず、きちんとけりをつけたい」と告げる。
純平(香取慎吾)は会社を辞める前に片づけるべき仕事を夢中でこなしていた。一方、春菜(黒木メイサ)は毎日、英彦(藤木直人)の病室に通う。喫茶店で春菜から英彦の様子を聞いた純平は、今度は自分も一緒に行くと話し、仕事へ戻る。
桜木まりか(仲里依紗)から「本当に春菜(黒木メイサ)が好きなのか。春菜にしている事はただのアドバイザーの仕事だ」と言われた純平(香取慎吾)は、何も言えなくなってしまう。その後まりかは、英彦の事を放っておけないと言う春菜に、純平の事を一番に考えるべきだと言う。
英彦(藤木直人)は色々と相談してくれと話す純平(香取慎吾)が、死んだ自分の父親みたいで嫌いだと話す。その後、帰ろうとする純平に春菜(黒木メイサ)は遅くなってもいいから食事に行こうと誘う。
春菜(黒木メイサ)の携帯電話に、英彦(藤木直人)が病室からいなくなったと電話がかかってくる。駆け付けた純平(香取慎吾)に、英彦が行きそうな場所に心当たりはないかと聞かれた春菜は、英彦が育った団地の屋上へ向かう。そこで、今にも飛び降りそうな英彦を見つけ、純平は助ける。心配するのは当たり前だと英彦の頬を叩く春菜を見た純平は、春菜が英彦の事を大切に思っている事を悟るのだった。
病院に戻った英彦(藤木直人)は、春菜(黒木メイサ)に屋上にいる事がどうしてわかったのかと質問する。すると、「前に連れて行ってもらった大切な思い出の場所だ」と聞き、英彦は自分は覚えていなかったと涙を流す。大丈夫だと抱きしめ合う二人を陰から見た純平(香取慎吾)は、そっとその場を離れた。
飲み物が廊下に置いてあるのを見つけた春菜(黒木メイサ)は、純平(香取慎吾)が帰ったのを悟り後を追いかける。土砂降りの中歩く純平を見つけ、春菜は呼び止めた。すると純平はこれからも英彦(藤木直人)の傍にいてあげてと言う。そして、自分はただのアドバイザーでしかなかったと告げる。
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